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令和元年度決算特別委員会(第2日目) 本文 2020-09-25
令和元年度決算特別委員会(第2日目) 名簿 2020-09-25

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  1. あきる野市議会 2020-09-25
    令和元年度決算特別委員会(第2日目) 本文 2020-09-25


    取得元: あきる野市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    1:                               午前 9時30分  開会 ◯委員長中嶋博幸議員) おはようございます。本日は決算特別委員会の2日目となりますので、よろしくお願いいたします。  本日も議場の皆様には、コロナウイルス感染症対策への御協力をよろしくお願いいたします。  なお、堀江委員から遅刻の届出がありましたので、報告いたします。  傍聴席の皆様には、議会に関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。  ただいまの出席委員は17人であります。定足数に達しておりますので、直ちに会議を開きます。  審査に入る前に、5点お願いがあります。  1点目、質疑応答については、指名された後に発言し、質疑応答ともに簡潔にお願いいたします。  2点目、質疑については、1つの事業名を単位として一問一答方式でお願いいたします。  3点目、配付の決算特別委員会出席説明員及び決算特別委員会配置図を確認の上、質疑をお願いいたします。  4点目、マスクを着用しているため発言が聞き取りにくい場合がありますので、発言される方は大きな声でお願いいたします。  5点目、委員につきましては、着座にて発言してください。  なお、発言の際は挙手をし、委員長の指名の後に発言をお願いいたします。           ────────── ◇ ────────── 2: ◯委員長中嶋博幸議員) それでは、第8款土木費、226ページから、第9款消防費、252ページまでについて質疑がありましたら、どうぞ。山根委員。 3: ◯委員(山根トミ江議員) おはようございます。それでは、この項は私は2点ほどありますので、よろしくお願いいたします。まず最初に、決算書では235ページです。事業概要481ページ、報告書のほうですね。秋3・5・15二宮東西線整備事業経費263万9000円、この件につきましては、毎回質問させていただいておりますけれども、今回もよろしくお願いいたします。この工事は二宮、清水外科前交差点から西へ、市民体育館前交差点までの歩道の拡幅工事に伴う費用ということですけれども、事業別概要報告書のほうを見ますと用地取得率は94%に達したということで着々と工事が進んでいるように思っております。  そこでお聞きいたしますけれども、現在行っている工事の内容と今後の見通し、いつ頃までにできそうかなというふうな見通しについて分かる範囲で、分かりましたらお願いいたします。 4: ◯建設課長(伊藤 修君) おはようございます。本日もよろしくお願いいたします。  それでは、山根委員にお答えいたします。先ほど委員がおっしゃいました令和2年度の3月までの取得状況、まずそちらについて御説明申し上げます。事業用地46筆、地積2,692.17平方メートルに対しまして、取得済み用地が43筆、地積2,537.46平方メートル、未取得用地3筆、地積154.71平方メートル。進捗率につきましては94.25%となっておりますが、現在、用地取得に至っていない箇所のうち、1か所、2筆につきましては本年度の用地買収に向け、現在、物件補償費の算定作業中でございますので、年度内の用地取得、面積で申しますと36.07平方メートルを用地取得を見込んでおります。この未取得用地の取得により、残りは1か所、1筆となりますので、今後も用地取得に向け、担当では鋭意努力を重ねてまいります。  工事につきましては、現在、歩道設置工事、工事番号30西-二宮として工事起点をJA秋川マイム交差点東側から工事終点を市道東秋留125号線、東秋留319号線接続箇所までの工事延長275.28メートル。大体の場所で申し上げますと、マイム前の交差点を含め4つ目の交差点ぐらいまでの工事となっております。この工事に着手しまして、工期につきましては本年11月27日までの予定となっております。今後につきましても東京都では残りの区間につき、引き続き工事を実施していく予定と聞いております。また、街路樹につきましては、アカシデと低木がオオムラサキツツジと伺っております。以上でございます。
    5: ◯委員(山根トミ江議員) ありがとうございます。今の説明ですと、用地買収も着々と進んでいるというふうな解釈をいたしましたけれども、そういう解釈でよろしいでしょうか。 6: ◯建設課長(伊藤 修君) そのとおりでございます。ただ、やはり用地交渉でございますので、これから物件費等の補償費を算定して交渉に入っていきます。その段階で御納得をいただければ今年度中には買収が済むという予定で見込んでおります。以上でございます。 7: ◯委員(山根トミ江議員) 分かりました。いろいろ御努力いただいている様子が伺えました。いずれにしましても相手があることですので、これは丁寧にやっていく必要があるかなというふうに思いますので、今後もよろしくお願いします。これはいつもいつも聞くのは市民の関心がとても高いのですよね。ですので、都度都度、よく見える、工事をやっているところが見えるところですので、どうなっているの、どうなっているのということでよく聞かれますので毎回質問して恐縮ですけれども、今後も東京都と連携を取りながら、順調に工事が進むよう御尽力をよろしくお願いしたいというふうに思います。意見で、要望です。次、もう一つあるのでよろしいですか。では、この件については以上です。 8: ◯委員長中嶋博幸議員) 合川委員。 9: ◯委員(合川哲夫議員) 関連になるかどうか。実は伊奈福生線、関連にならないかな。 10: ◯委員長中嶋博幸議員) 関連ではないですけれども、いいです。 11: ◯委員(合川哲夫議員) 分かりました。では、後ほど質問させてもらいます。すみません。 12: ◯委員長中嶋博幸議員) ほかにございませんか。では、山根委員、続き。 13: ◯委員(山根トミ江議員) もう一つありますのでよろしくお願いします。決算書では239ページです。報告書のほうは483ページ、住宅耐震助成事業経費、これもいつもお聞きしておりますけれども、今年度は、これは令和元年度ですね。利用者が1件というふうになっております。決算書では33万6000円、計上してあります。その前の年はゼロだったのですね。ですから、1件とはいえ助成を使ってくれた人がいたなということで、まずはよかったなというふうに思います。最初にお聞きしたいのですけれども、この助成の対象となる住宅は確認させていただきますけれども、昭和56年以前に建築された木造2階建ての戸建て住宅ということです。それで毎回お聞きしていますけれども、ちょっと数字的なことがはっきりしないので改めてお聞きしたいのですけれども、現時点で耐震化率はどのようになっているか、その辺のところを教えてください。 14: ◯都市計画課長(山本淳史君) お答えいたします。  耐震化の状況ですけれども、平成28年9月に策定しました、あきる野市耐震改修促進計画では、平成27年度末におきまして78.2%としておりますけれども、現在の耐震化率でありますが、その計画を基に市内の住宅等を精査したところ、令和元年度では約81%と推計しております。以上でございます。 15: ◯委員(山根トミ江議員) 分かりました。少し進んでいるのかなというふうな感じですね。それでもまだ100%ではないということですので、助成の費用につきましては、これまでは耐震診断が上限2万5000円で耐震費用は30万までと、助成するというものでしたけれども、さらに今年度、これは令和元年度ですね。国のアクションプログラム創設で補助制度が拡充されまして、限度額がこの改修補修は30万円だったのが105万円まで引き上げられました。こうした助成制度をこれ耐震改修にお金がかかるので105万になったのでよかったというふうに思いますけれども、ぜひこの制度を活用して耐震化を進めてほしいと思うのですけれども、周知を含め多くの人に利用してもらうための手だてについて、市としてはどのようなことをお考えでしょうか。 16: ◯都市計画課長(山本淳史君) お答えします。  今、委員おっしゃいましたアクションプランなのですけれども、こちらについては取組内容としまして住宅所有者への意識啓発や耐震診断実施者に対する耐震化の促進など4つの取組を示しておりまして、現在、その内容を推進しているところでございます。具体的には、市内全戸に啓発用リーフレット等の投函や相談、こちらを昨年に引き続きまして今年度は約1万件を目標に取組を進めております。また、耐震診断を実施した方に耐震性の必要について説明を行っております。また、耐震改修へつなげる取組も行っているほか、診断実施後、一定期間経過しても改修を行っていただけない方につきましてはダイレクトメール等を送って周知啓発を図っているというところであります。  さらに、今年度、産業祭で毎年建築士の方に協力をいただいて実施している相談会、こちらが産業祭によって中止になりましたので、国土交通省が推奨する日本建築防災協会ホームページ上にある建物所有者へのコンテンツの活用、こういうものを広報等により周知を行うことを考えております。このような取組を行って耐震改修の必要性について啓発を進めて多くの方に活用していただきたいというふうに考えております。以上です。 17: ◯委員(山根トミ江議員) ありがとうございます。全戸にそういう啓発活動としてリーフを配付するとかダイレクトメールで発送するとか、産業祭が今年度はコロナの関係でなくなってしまいましたので、その中止になったことに伴ってホームページや広報というようなことを活用しながら様々な手だてでやっていくということですのでね、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  災害はいつ何どき発生するか分からない昨今ですよね。専門家からもこうした状況の中で住宅の耐震化、家具転倒防止もそうなのですけれども、とりわけこの住宅の耐震化の重要性が専門家から再三にわたって指摘されています。市民の命と財産を守る観点からも、引き続き耐震化推進に取り組んでくださるよう要望いたしまして意見といたします。以上です。ありがとうございます。 18: ◯委員長中嶋博幸議員) 続きまして、臼井委員。 19: ◯委員(臼井 建議員) おはようございます。よろしくお願いいたします。  当会派ですね、いろいろ役割で質問できない方もいらっしゃるので、その先輩議員の思いも込めて質問させていただきたいと思います。決算書233ページ、事務報告書285、286ページ、事業別概要でいいますと479ページ、土木費、道路橋梁費道路維持費道路維持事業経費道路応急補修工事について質問をさせていただきます。事務報告書286ページ(4)災害復旧工事の欄の件数で80件、支出額が1億7780万6200円となっております。これは昨年の台風15号、19号により被災した箇所の道路とか河川の復旧工事になると思います。では、それぞれの復旧した箇所数と金額を教えてください。 20: ◯建設課長(伊藤 修君) お答えいたします。  道路維持事業経費道路応急補修工事につきましては、当初予算8000万円、9月補正で同じく8000万円を計上させていただきまして、また、11月補正で災害復旧予算といたしまして1億8000万を計上させていただいております。この合計予算額が3億4000万となっております。このうち、御質問にございます災害復旧工事に関する支出といたしましては、1億7780万6200円の支出となっております。道路分と河川分の内訳につきましては、道路分が80件のうち41件の7949万5000円、河川分が80件のうち39件、9831万300円の支出となっております。以上でございます。 21: ◯委員(臼井 建議員) 御答弁ありがとうございます。御答弁では道路応急補修工事3億4000万、このうち災害復旧工事の支出としては約1億7780万円、そして、道路と河川の内訳が答弁のようにありました。河川のほうがちょっとといいますか金額が多いことが分かりました。皆さんも御存じのように、昨年の台風19号による被害については、本市において道路災害よりも河川災害により甚大な被害が発生しています。今後も大雨などにより河川への被害は数多く発生する可能性があります。被害が発生する前に未然に防ぐこと、これは大変重要なことだと思います。  そこで質問いたします。たしか平成15年頃だと思いますけれども、1級河川、2級河川、準用河川以外の河川法に基づく指定を受けない普通河川について、地方自治体へ権限移譲がなされました。本市においてもこれ以降は普通河川の管理を市が行っているはずです。そこで、例えば道路台帳のような河川の管理台帳というものは備えられているのでしょうか。また、あきる野市が管理している普通河川の河川の数及び延長が分かれば教えてください。 22: ◯管理課長(田中昭二君) おはようございます。よろしくお願いいたします。  それでは、臼井委員の御質問にお答えさせていただきます。河川法により指定された河川につきましては、河川台帳を調整し、保管することになっておりますが、普通河川につきましては定めがございません。現在は、あきる野市としてそれぞれの河川の位置を示す図面及び名称、幅員、延長等が確認できる普通河川等の調書を保管しております。河川の本数及び延長につきましては、その調書におきまして河川数266本、総延長約150キロとなっております。以上でございます。 23: ◯委員(臼井 建議員) 御答弁ありがとうございました。河川法では定めがないのだけれども、現在、普通河川調書を持っていらっしゃると、そこで管理をしていると。そして、河川数は266本、延長約150キロという答弁でございました。  では、最後の質問に移らせていただきます。先ほども述べたように、被害が発生する前、未然に被害を防ぐこと、これは大変重要なことだと思っています。道路については、私も皆さんもかなり整備は進んだのではないかというふうに感じているのではないでしょうか。そこで、この普通河川については、今後、早急に整備をしていかなければいけないと思いますけれども、所見を伺います。 24: ◯建設課長(伊藤 修君) お答えいたします。  委員がおっしゃるとおり、今後、人家等に隣接する普通河川については早急な整備が必要であることは感じております。そのためには、先ほど御質問にありました、まず河川の現状把握や、先ほど質問ありました東京都が作成しております秋川流域河川整備計画に類似する河川ごとの整備計画を策定し、今後、この計画に基づき整備を行っていく必要がございます。しかしながら、現状ではこれらを行っておりませんので、市民からの要望もありました普通河川につきましては、現地を精査し、改修や補修が必要と判断いたしましたら予算を確保の上、順次整備を行ってまいりたいと考えております。また、台風や大雨等により被災した箇所につきましては、今後も今までどおり応急工事にて対応させていただきたいと思います。以上でございます。 25: ◯管理課長(田中昭二君) ただいま建設課長から答弁がありました河川ごとの整備計画についてでございますが、秋川などの1級河川に直接流れ込む比較的大きな普通河川、例えば市でいいますと盆堀川や深沢川などと、そのほか小さな沢などについて、それぞれ河川の特性により策定するという必要があるかと考えております。河川整備に当たりましては、整備計画の中での位置づけや維持補修が必要な河川についての抽出など必要に応じた検討が必要になるかと考えます。これにはまず現況の河川が今、どのような状況であるか調べる必要があると考えておりますので、現状把握に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。 26: ◯委員(臼井 建議員) ありがとうございました。現状把握に努めていただくこと、まず必要と認めた場合にはしっかり予算を確保していただく前向きなお答えがあったのではないのかなと感じております。道路整備にも費用がかかって、今後、河川整備にも費用がかかるわけですので、苦しい予算の中ではありますけれども、被害を未然に防ぐため、ぜひとも予算を確保していただいて計画的な河川整備を要望いたしまして、この経費についての質問を終わります。ありがとうございました。 27: ◯委員長中嶋博幸議員) ほかにございませんか。ひはら委員。 28: ◯委員(ひはら省吾議員) 決算書の239、報告書のほうでいうと277から278、武蔵引田駅北口土地区画整理事業について、この事業については特別会計もありますが関連して私のほうからも少し質問させていただければと思います。  まず武蔵引田駅北口土地区画整理事業、報告会がたしか8月の1日ですかね。あったと思いますが、この内容についてどのような内容だったのか、また、参加者からどのような声が上がったのか、お答えできる範囲でお答えいただければと思います。 29: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  委員御指摘の説明会でございますが、8月1日、イオンモール日の出におきまして行いました。テーマは今後の事業の進め方に関する説明会でございます。二部構成といたしまして、第一部は今後の事業の流れについて、第二部につきましては第4回まちなみづくり懇談会でございました。出席は78名ございました。そのうち、第一部、今後の事業の流れについてに関しましては、事業の一時中止を受けまして、市長出席の下、今後の事業の流れについて御説明をさせていただきました。工事に関しましては、令和2年度に先行住宅街区から工事を本格化し、令和7年度まで順次行う予定です。また、お住まいの家屋の移転につきましては、令和3年度から開始をされ、令和4年度、5年度が移転のピークとなるというお話をさせていただきました。  地権者からの御意見といたしましては、地区内の居住者は非常に高齢化が進んでいるという中で、移転時期を1年でも前倒ししていただけないかということの御意見ございました。前提として、一時中止に伴いまして全体工期が1年先送りになったということを受けての御意見でございました。以上でございます。 30: ◯委員(ひはら省吾議員) すみません、答弁ありがとうございます。この事業を一時中止したという結果、事業が1年間遅延するということを説明したということでした。この説明会の中でも、今、室長が答弁されたように、高齢化に悩む居住者の移転が、これもやはり1年間、予定より遅れるというような話がありました。この1年間の遅延したことによって令和5年度移転の対象者、これが従来の令和4年度移転に前倒しできるよういろいろ要望があったというようなお話がありました。現在、これについてはどのような状況になっているのか、教えてください。 31: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  現在、先ほど申し上げた地権者からの要望を受けまして、市長からその方向で検討するようにという指示を受けまして、現段階で令和5年度へ先送りになった家屋の令和4年度への1年前倒しについて検討を進めているところであります。現段階でその結論は出ておりませんが、その方向で、今、作業を進めているところであります。以上でございます。 32: ◯委員(ひはら省吾議員) 答弁ありがとうございます。  この事業を1年間遅延したということで、先ほどから申しております高齢化、また、この移転が延びたということで行政に対する不安あるいは不満などまだまだ残っているような状況でございます。居住者の、また地権者の意向をいろいろまた酌んでいただいて取組をしていただいていること、大変ありがたく思います。引き続き強い要望に対して真摯な取組をしていただきたいと強く要望し、終わりたいと思います。 33: ◯委員長中嶋博幸議員) ほかに質疑ございますか。辻委員。 34: ◯委員(辻よし子議員) ここでは1点だけの質問になります。決算書の243ページになります。それから、事務報告書は276ページです。8の4の1、備考欄01市営住宅維持管理経費、この中の下のほうの1316計画策定委託料ストック総合活用計画策定委託料506万についての質問になります。委託の成果物としてのストック総合活用計画、これがまだ納品されていないと思います。本来は3月末に出来上がっているべきものだと思うのですけれども、遅れている理由と今後の予定をまず教えてください。 35: ◯都市計画課長(山本淳史君) お答えします。  市営住宅ストック総合活用計画につきましては令和元年度事業でありますが、委託業務完了後、一部修正が必要な箇所が見つかったため、業務を請け負った事業者に手伝ってもらいながら修正作業を進めているところであります。現在、年度内の策定に向けて業務を進めているところでございます。 36: ◯委員(辻よし子議員) 事務報告書のほうにも一応もう載っている事業ですね。それから、決算書にも委託料がもう計上されているということで支払いは済んでいるということです。以前も汚水処理整備計画の策定業務で同じようなことがありました。本来であれば成果物として受け取れるものなのかどうかということをきちんと確認してから支払いをするというのが一般市民の常識かなと思います。汚水処理整備計画の業務委託の問題を取り上げたときに、会計係のほうに書類を見せていただきました。担当課がこの成果物は問題ないと合格ということで認印を押して、それに基づいて支払いというのがされているわけです。ですから、この成果物、もらいました、これでいいですという認印を押す、このところのチェックの在り方をやはりもう一度見直す必要があるのではないかと思います。これではちょっとこういう点が不足しているので直してほしいと、直すまでは支払いはできませんというのが本来かなと思いますので、この辺のチェックが形式的になっているのかどうか。ぜひ今回のことだけではなく全庁的にちょっと確認していただきたいなと思います。  もう一つ質問なのですけれども、契約管財課のほうに業務委託成績評価シート、これを提出されていると思います。この評価シートのほうには、今回、成果物に不備があったという辺はきちんと反映されているのでしょうか。 37: ◯都市計画課長(山本淳史君) お答えします。  委託しました事業者の評価につきましては、結果的に納期までに十分な成果を受けることができなかったということもありますので、委員言われたようにそういうことを踏まえまして評価には反映しております。以上でございます。 38: ◯委員(辻よし子議員) よかったです。昨日、低価格の入札に関して委託の問題も取り上げさせていただきました。ということは、やはりこの業務委託成績評価シート、これ、とても重要だと思います。今後の指名競争入札のときの参考になると思いますので、この辺もしっかり成果物の結果が反映されるように引き続きしっかりやっていただきたいなと思います。以上です。 39: ◯委員長中嶋博幸議員) ほかに質疑ございませんか。中村のりひと委員。 40: ◯委員(中村のりひと議員) 決算書が239ページの備考欄の0400都道169号線・市道129号線整備促進協議会補助金の部分です。複数年かけてやっておりますけれども、この令和元年度の進捗と現在、どこまで来ているのか、その辺り、お伺いをしたいと思います。 41: ◯建設課長(伊藤 修君) お答えいたします。  都道169号線、淵上日野線の整備につきましては、現在、全体計画1,100メートルのうち680メートル、率で申し上げますと62%が完了しておりまして、残りの420メートルの区間が未整備、38%になりますが、なっております。未整備区間のうち、平成30年度末までの用地取得率は80%となっております。今後の予定等について東京都に伺いましたところ、令和元年度は道路整備に支障となる物件、これは浄水場の門扉等なのですが、移設工事を水道局で実施し、令和2年度は代継会館東側付近の約140メートルについて歩道設置工事を発注する予定とのことでありました。以上でございます。 42: ◯委員(中村のりひと議員) ありがとうございます。今、課長の方から歩道設置工事というお言葉が出まして、代継会館のほうに、田んぼのほうに道のほうが方角で言ったら北側に少しずれるということで、先ほど臼井委員から河川のお話がありましたけれども、昨年の台風であそこも第2水辺公園が大きく削られたというようなことがあります。それはもちろん東京都との関係にはなってくると思うのですけれども、あの辺りの大きくえぐり取られた場所、そのままの状態なのか、何かしら手を打っていくものなのか、それが今の拡幅というか道路の進み具合、拡幅進捗状況によってその辺との絡みで進んでいくのか、その辺り、何か分かることがあれば教えていただければと思います。 43: ◯建設課長(伊藤 修君) お答えします。  第2水辺公園につきましては管理課で、多分管理課長が後ほど御答弁させていただくと思いますが、今のところ詳細な図面の打合せ等がまだ来ておりませんので、その時点で何らかのお知らせをしながら委員のほうへ伺わせていただいて、こんな感じの道路になりますよということで、また時期が合うようでしたら都道169号線・市道129号線整備促進協議会の総会のところとか会長のところに伺いまして、こんな形で工事を進めますというふうに東京都から来ておりますということの御報告をさしあげたいと思っております。以上でございます。 44: ◯管理課長(田中昭二君) お答えいたします。  第2水辺公園の状況ということでちょっとお答えさせていただければと思います。第2水辺公園は御存じのとおり、昨年、台風19号の影響によりまして、かなりの川の流れにより浸食がありました。そのため、現在は御存じかと思いますけれども、安全に利用できないということで利用を停止させていただいているという状況でございます。  復旧に関してちょっとお話しさせていただきますと、今、現状、利用可能なスペースをなるべく予算のかからない方法というところで検討をちょっと進めておりましたが、先日、かなりの大雨が夜降ったというところで、現状、次の日に確認をしに行ったところ、やはりかなりのところまで水が上がってきていると。できればお金のかからない方法で、上のほうのかたを落としてなだらかにしながら利用するというようなことも考えていたのですが、それをやったとしてもまたどんどん浸食されていくのではないかというような状況が確認、想定がされます。というところで、現在、有効な方法というのはちょっと見当がついておりませんけれども、これを継続するとなると東京都との協議になりますが、場所を変えるなり何なりというところの中では検討を進める必要があるかなというところで考えているところでございます。以上でございます。 45: ◯委員(中村のりひと議員) 両課長、答弁ありがとうございました。あの場所は近所の人もよく散歩したりとか、夏になればあそこも、昨日も話がありましたけれども、よく遊びに来る人はいて、ごみの問題もあるのですけれども、非常ににぎわう場所でもあったりするので、何かしらの形であそこの近所のあの辺の付近の方も整備を望んでもおりますし、東京都の協議はしっかりして進めていっていただければと思います。意見です。 46: ◯委員長中嶋博幸議員) ほかに質疑の方。中村一広委員。 47: ◯委員(中村一広議員) 決算書251ページの備考の05防災行政無線維持管理経費についてなのですが、防災行政無線のデジタル化工事がここで終了しまして、それで現在、デジタル波の無線放送に切り替わりました。それで以前より聞きづらくなったという声をよく地域の方から耳にするのですが、実際市にもそういったような問合せが来ているのかどうかということと、あとそれに対しての対応はどのような対応をされているのか、お伺いしたいと思います。 48: ◯防災担当課長(宮田健一郎君) それでは、お答えさせていただきます。  無線放送した後ですが、聞こえない、聞きづらい、そういったお問合せをいただくことがございます。今、アナログのときより聞きづらくなったというお話がございました。防災行政無線につきましては、アナログ波からデジタル波、こちらに切り替えておるところでございますが、こちらにつきましては電波法の改正に伴う無線の送受信システムの更新がメインでございます。スピーカーから出る音声につきましては人工の音声が使用できる、こういうふうになったこと以外は大きく変化はございません。  放送につきましては、屋外無線子局、要は屋外にある無線塔から行っております。そういったことから、距離であったり地形であったり、また、そのときの天候などによって音の伝わり方にも違いが出たりいたします。また、聞かれている場所が屋内であったり屋外であったり、また、特に気密性の高い最近のお宅の中などは聞こえが非常に異なる場合もございます。こういったことから、市のほうでお受けしたお問合せにつきましては、今、聞かれている状況であったりとか聞こえづらさが常に聞こえづらいのか、また、どのような聞こえ方になっているのかなどをお尋ねするとともに、実際に職員がまた業者と一緒に現地に行って聞き取り確認などを行いまして、現状の確認であったりとか改善に取り組んでいるところでございます。  改善の対応の方法といたしましては、音量の調整であったりスピーカーの向きの調整ということと、あと双方からの音が干渉したりする場合、こちらにつきましては放送の言葉の間隔、ここを空けたりとか、スピードの調整、今、人工音声で放送ができるようになりしたので、スピードを少しゆっくりにするとか、そういったことで対応をしているところでございます。以上でございます。 49: ◯委員(中村一広議員) ありがとうございます。個別に丁寧な対応をしていただいているということが分かりました。ありがとうございます。また、家の中でも聞きづらいという、今も御答弁にもありましたけれども、家の中でもやはり聞きづらいという方もいらっしゃるのですね。そういった特に高齢者世帯だったりとか独り暮らしの高齢者の方々は外に出て聞くということもなかなかできない部分も、早急に聞くこともできないと思いますので、そういう方々に対して今後、難聴地域でも今、戸別受信機のほうが配られていると思うのですけれども、ぜひ高齢者世帯、そして、高齢者の独り暮らしの方々へも戸別受信機の配付をぜひ検討いただけたらというふうに思いますので、これは要望にとどめておきますので、よろしくお願いいたします。以上です。 50: ◯委員長中嶋博幸議員) 合川委員。 51: ◯委員(合川哲夫議員) どうもありがとうございます。先ほどは大変失礼いたしました。改めて質問をいたします。決算書の235ページ、款項目が8、2、3の87事業、都道伊奈福生線道路整備事業経費なのですけれども、これは報告書のほうではページ481と291ページに載っていますけれども、この事業は東京都の委託事業で、平成23年から進めているわけです。当時は5か年計画で終わりにしようというような予定だったのですけれども、相手方のいることですので、これはなかなか達成できなかったというのは理解できるのですけれども、それにしても9年ですか。もう10年近くなろうというふうな状況にあるわけですけれども、ここで少し動きが見えてきたななんていう、そんな状況があるのですけれども、今の用地買収の現状だとか、それから、物件補償の見積りなんかも出ているようですけれども、この見積りの場所とか何か差し支えない範囲で教えていただければありがたいなと思うのですけれども、よろしくお願いいたします。 52: ◯建設課長(伊藤 修君) お答えいたします。  まず、場所等につきましては、御存じのとおりということなので、この場ではお答えを差し控えさせていただきたいと思います。進捗率でございますが、まず令和2年の3月末までの取得状況について御報告申し上げます。165号線が事業用地52筆、地積1万1577.3平方メートルに対し、取得済み用地が40筆、地積1万676.47平方メートル、未取得用地12筆、地積900.83平方メートル、進捗率が92.22%となっております。185号線につきましては、事業用地37筆、地積2,109.22平方メートルに対し、取得済み用地が29筆、地積1,571.54平方メートル、未取得用地8筆、地積537.68平方メートル、進捗率74.51%となっております。しかしながら、165号線につきましては、本年度に入りまして1件、1筆、169.23平方メートルを取得しておりますので、今年度末の進捗率は93.68%となる見込みでございます。また、現在、今後の用地取得に向け、1件の建物、物件補償費の算定中でございます。以上でございます。 53: ◯委員(合川哲夫議員) 分かりました。大分昨年度から今年度にかけて進捗したなと、そういう印象を持つわけですけれども、これから先ですね。やはり民家がある部分、185号線に近いところ、この辺が非常に難しいかななんて思うのですけれども、今後引き続き鋭意努力していただいて早期の実現を図っていただきたいという、これ要望しておきます。これで終わります。 54: ◯委員長中嶋博幸議員) 奥秋委員。 55: ◯委員(奥秋利郎議員) 実は、私は先般、一般質問に際しましてお尋ねいたしましたことに対する御答弁の中で、ちょっとこれでは合わないのではないかと思うことがありますので、都市整備部長にお伺いいたします。  実は基盤整備と財政についてという中で都市計画道路秋3・4・13号線の五日市街道に接続する地点から約130メートルの新設区間の着工時期等についてお尋ねを申し上げました。御答弁では、全長820メートルの都市計画道路秋3・4・1号線の整備区間は、引田踏切より北地区380メートル、南地区310メートル、それ以南の約130メートルということでございましたが、実は武蔵引田駅北口土地区画整理事業によってというのは、令和7年までに暫定整備が完了するというお話でしたね。それで南地区の事業はそれ以降に着手する予定なのだということなのですが、はるか先の話ですから私が生きているとは思いませんが、しかし、ちょっと追っつかない部分があるように思います。この中で問題、お尋ねしたいのは、事業費を平成7年度に路線全体の概略設計を行い、工事費を算出しているということでございまして、鉄道との立体交差を計画どおりオーバーパスとした場合、約9億。ここから聞いていてください。9億600万円となっているとのことでした。  それで、これに平成7年度から令和2年度までの物価上昇率を乗じ算出すると、10億7000万円程度が見込まれているという御答弁でございまして、さらに、これを基に130メートル区間の工事費を算出すると、130メートルの区間ですね。この間の工事費は1億6600万円という御答弁だったと思いますが、私が申し上げているのはね、平成7年にオーバーパスとした場合と書いてありますが、仮にオーバーパスとしないでも9億600万円となっているものが物価上昇率を乗じ、要するに掛けて算出すると10億7000万円程度と書いてあるのですね。そうしますとね、これ差額を計算しますと1.18倍というのですが、平成7年からいつの時点、ここではないかもしれませんが、少なくとももう25年からたっているわけでありますから、1.18倍程度の上昇率で話はつくのでしょうか。  なお、このことについて苦言を呈するつもりはありませんが、工事費をどのくらいかとお尋ねしておりますので、でき得るならこの点についてのお考えをいただいて、後日で結構ですからこの金額をしっかりと訂正して把握していただきたい、こう思っておりますがいかがでしょうか。 56: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えいたします。  先日の一般質問の中で御答弁を申し上げた、今、奥秋委員のほうからお話があったとおりでございます。物価の上昇率でございますけれども、これは工事の中の労務単価、これを基準にいたしまして算出をしたところでございます。その結果、1.18倍ということで全体の工事費にこの1.18倍をかけて先日の御答弁という形になっております。以上でございます。 57: ◯委員(奥秋利郎議員) 実は、私は何度も申し上げてまいりましたが、武蔵引田駅の北口の区画整理が出来上がったとしてもですね、あそこに通ずる先ほどから申し上げております都市計画道路秋3・4・13号線の殊に都道ですね、主要地方道7号線というのですか。あそこから北へ130メートルが一番先、やっていただかなければ、私の住んでおります五日市地区以西の方々はですね、あの引田ができたって行くこともできねえやという状態なのですよ。  そして、何度も区画整理の中でもお尋ねを申し上げましたが、そこに出来上がったときにどのくらいの人口が張りつくのかとお尋ねしましたら約1,000人という御答弁をいただいております。1,000人の中にどの程度の子どもがいると見込んでいるか分かりませんが、少なくとも一の谷小学校へ通う道路でもありますし、このことは北口の整備が終わると同時に出来上がらなければならない道路ではなかろうかと推察いたします。そういうことをしますと、これについては何においても北口ができたときは人が住むことよりも先に道路ができなければおかしいと思うのです。  ですから、先ほどひはら委員もおっしゃっておられました、遅れたのだから早くしろということについては理解はいたしますが、このことができるまでは区画整理を早くしろなんていうのではなくて、こちらが先にできなければ駄目だということを強く申し上げて私の御答弁は、もちろん、いつ頃、この数字は間違いないと思っておられたら結構ですよ。しかし、違っているのでしたらもう一度算定していただきたいと思っております。以上です。結構です。 58: ◯委員長中嶋博幸議員) では、要望ということで。ほかに質問の方。               (「なし」と発言する者あり) 59: ◯委員長中嶋博幸議員) ほかに質疑がないようですので、以上で第8款土木費から第9款消防費までは終了しました。  ここで休憩といたします。  再開は午前10時45分といたします。なお、休憩中に説明員の入替えをお願いいたします。                               午前10時27分  休憩           ────────── ◇ ──────────                               午前10時45分  再開 60: ◯委員長中嶋博幸議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、第10款教育費、252ページから、第13款予備費、319ページまでについて質疑がありましたら、どうぞ。大久保委員。 61: ◯委員(大久保昌代議員) ありがとうございます。決算書265ページ、事務報告書316ページ、スクールソーシャルワーカー活用事業経費について伺います。福祉的な支援を行うスクールソーシャルワーカーですが、3名で相談件数208件とのことで、前年度に比べて格段に大きい数字で高いニーズがあったのだと思います。3名で十分対応できているのか、また、どのような体制で勤務されているのか、状況をお伺いいたします。 62: ◯指導担当課長(渡邊啓介君) お答えいたします。  事務報告書に記載しております2019年度の相談件数208件でございますが、3人のスクールソーシャルワーカーが対応した総数、延べ件数となっております。2018年度の17件につきましては、相談を受けた家庭の実数での表記となっております。本来、注釈等を入れるべきでございましたが、申し訳ございません。今後は統一した表記にしてまいりますので、御容赦いただければと思います。  なお、2019年度の相談件数を2018年度の家庭の実数に置き換えた場合、その相談件数は20件となります。20件の家庭のうち、多いところでは30件を超える複数の相談対応を行ったものもあり、対応の延べ件数としては208件であったというところでございます。  現在のスクールソーシャルワーカー3名の体制についてでございますが、家庭訪問や保護者面談など複数回にわたって対応している家庭が15件ほどあると報告を受けておりますので、それぞれのケースにスクールソーシャルワーカー3名で丁寧な対応ができていると考えているところでございます。以上でございます。
    63: ◯委員(大久保昌代議員) ありがとうございます。数字の取り方が違っていたので相談件数が多くなっていたということが分かりました。児童・生徒には不登校やいじめの問題もあると思いますし、それを未然に防止して改善に役立つスクールソーシャルワーカーの活動は大きな支えになると思いますので、今後とも学校の要請にしっかり応えられる体制を取っていただくようによろしくお願いいたします。  すみません、あと1件、決算書317ページ、事務報告書288、289ページ、災害復旧費について伺います。この道路災害復旧事業経費からその下、ずっとになりますが、年度内にできなくて次年度へ繰越しになっているものが前年度の決算に入っております。その現時点での進捗状況をもう少し教えていただければと思います。災害状況は多岐にわたりますので建設のほうで御答弁をお願いいたします。 64: ◯建設課長(伊藤 修君) お答えいたします。  現在のそれぞれの地区の災害を受けた箇所のここに載っている箇所以外でも、地区で現在の進捗状況についてお答えさせていただきます。まず牛沼地区につきましては、被災しました堤防の普及工事及び水路整備が完了しております。しかしながら、被災宅地の復旧につきましては、現在、河川との境界確認を進めておりまして、これが完了いたしましたら被災宅地の擁壁部の工事に着手していきたいというふうに思っております。  続きまして、山田地区でございますが、牛沼地区同様に堤防の復旧及び堤防上の市道の復旧が完了しております。今後は被災時に迂回路としてお借りしました東京金属事業健康保険組合グラウンド、この復旧を進めております。現在、本グラウンド復旧に向けまして東京金属事業健康保険組合と協議を重ねながら詳細設計を進めており、詳細設計完了後、復旧工事に着手してまいります。  網代橋につきましては、地質調査は完了しておりまして現在概略設計を行っており、橋梁架設部材の搬入ルートについて検討中でございます。また、今後は本年10月中に本事業の執行予定の状況説明会、これと、それから、12月中に本橋の架設の橋梁形式についての説明会を山田及び網代地区を対象に開催し、本年度中には詳細設計を完了しまして、今後、予算を確保した上で復旧工事に着手してまいりたいと考えております。  それから、三内、小机地区につきましては、これは河川災害になりますが、三内川、小机地内左岸の河川構造物を補修するため、現在、詳細設計を進めております。素案は完成しておりますので、関係部署や地元等らと協議を重ねながら予算確保した後に復旧工事に着手する予定となっております。  続きまして、小和田地区でございます。小和田地区につきましては、現在、堤防工事が一部を残し完成しております。渇水期に入り次第、引き続き工事を進めていく予定と東京都から伺っております。また、市で施工する水路の復旧につきましても、復旧に伴う詳細設計は完了しておりますので、今後、東京都で施工する堤防工事に合わせて同時に施工してまいりたいと考えております。  また、本決算書及び事務報告書には記載がございませんが、小和田グラウンドD面水路の山腹のり面崩壊箇所につきましては、復旧に向けて設計を発注し、契約を締結しておりますので、今後、設計成果が完成した後に工事予算を確保しながら事業を進めてまいります。  次に、戸倉地区でございます。市道戸倉119号線につきましては、河川内の流木撤去が完了しまして、今後、復旧作業の安全を図るため、現在、崩壊している法面への仮設のモルタル吹きつけ作業の準備中でございます。この作業が完了次第、本復旧の工事に着手してまいりたいと考えております。  牛嶽橋につきましては、仮橋の仮設及び本復旧工事のための詳細設計が完了しております。本定例会議補正第7号にて予算計上させていただいておりますが、今後、復旧工事に向け事業に着手しております。  そのほか、建設課管轄としまして小和田グラウンドにつきましては、仮設道路の設置が完了し、D面水路脇に堆積しておりました土砂や流木等の搬出が終了しております。現在はグラウンド内の土砂の切り盛りを図るため、搬出搬入のための測量を実施しております。  それから、乙津消防用道路につきましては、復旧に向けての設計を発注し、契約を締結しておりますので、今後、道路管理者や河川管理者と協議を進め、復旧工事に着手してまいりたいと考えております。建設課案件については以上でございます。 65: ◯委員(大久保昌代議員) どうもありがとうございました。改めて多くの被害状況が確認できました。現地確認も含めて大変だったと思います。感謝いたします。今年度に持ち越している事業があって時間もかかりますが、しっかり取り組んでいただければと思います。以上です。 66: ◯委員長中嶋博幸議員) 田中委員。 67: ◯委員(田中千代子議員) 決算書311ページで10の6の1の03給食センター管理業務経費(秋川)のほうで、1106の修繕料1222万2552円で、次の五日市のほうは313ページの06で、五日市で371万9509円。これは給食センター、3か所ありますが、合わせて1594万の修繕料になっております。たしか前年度、平成30年の修繕料も1000万以上と記憶しておりますけれども、間違いないでしょうか。 68: ◯学校給食課長(山本匡俊君) お答えいたします。  委員質問の平成30年度の修繕料につきましては、秋川第一、第二及び五日市の給食センター、3施設合わせまして約1125万円、要しております。以上でございます。 69: ◯委員(田中千代子議員) ありがとうございます。この2年間、1000万以上の修繕料がかかっておりますけれども、この今後もかなり老朽化してきているということはもう皆さんも御存じであると思いますが、今後もこの修繕は例えば1000万単位で同じようにかかってくるのかなと思いますけれども、その辺の見通しはどのように見込んでおりますでしょうか。 70: ◯学校給食課長(山本匡俊君) お答えいたします。  今後の見通しですが、現在の施設につきましては老朽化しておりまして、いつどのような修繕が発生するか全く分からない状況でございます。以上でございます。 71: ◯委員(田中千代子議員) ありがとうございます。ごもっともな御答弁で、相当古くなっているので、いつ、どの機械が壊れるかというのは予想もつかないことだと思います。事務報告書の323ページにも修繕の内容が物すごく多く並んでおります。秋川第一、第二で修繕の数が数えましたら30。ボイラー関係だけでも五日市も合わせて8件ぐらいありました。五日市のほうは12件で、かなり修繕にかかっているなというふうな実感をします。本当にボイラーから天井の修繕まで相当老朽化しているのだなということが分かります。  これまで私たちの会派でも一般質問の中でも、大久保議員や増崎議員、それで私もこの給食センターに関しては取り上げてきました。市議会公明党としても学校給食センターの整備に関する要望書を先日、市長の下へ出させていただきました。この要望の内容の1点目が、新たな給食センター整備に向けてコスト削減や早期稼働を重視した中で整備手法を選別するなど着手するための方向性、方針を早期に明確にすること。それから、2点目は、減少が続く人口動態や地方創生の考えに合致する広域連携のメリットなども踏まえ、日の出町との共同設置、運営に係る議論、調整を早期に進めること。この2点を要望させていただきました。これは担当課も確認していただいているということですので、そのことを踏まえて現時点で今後の見通しなどありましたらお聞かせください。 72: ◯教育総務課長(鈴木将裕君) お答えいたします。  先日いただきました要望書の内容、こちらのほう、踏まえた上で、ここで市長了解の下、日の出町との話合いのほう、再開することとなりました。今後におきましては、事務担当といたしましては、議会終了後、早急に日の出町との話合いが進められるよう、事務レベルでの調整のほうを行いたいと考えております。以上です。 73: ◯委員(田中千代子議員) ありがとうございます。市長の了解の下で事務レベルでの話合いを再開するというふうなお話がありました。もう大変うれしく思っております。先日、要望書をお届けしたときに市長の思いをいろいろ聞かせていただきましたので、この給食センターに対する思いですね。子どもたちに対する思い、聞かせていただきましたので、今度、教育長のほうからちょっとお考えを伺えればと思います。 74: ◯教育長(私市 豊君) お答えをいたします。  学校給食センター、日の出町との連携に向けて協議、調整を進めることになりましたその経緯について、ちょっと私のほうから説明をさせていただきます。学校給食センターの建設は委員御指摘のとおり、建物の老朽化、大変進んでおります。整備が急がれ、大変重要な行政課題であります。また、社会情勢からは人口減少に伴う児童・生徒数の減少や地方創生の考え方から広域連携への取組が求められております。そういう中で、事務レベルでは日の出町との情報交換を行ってまいりました。そのような中、去る6月26日、市長と日の出町町長との初めての協議が行われましたが、その場では連携ということには至りませんでした。これは私から市長への事前の説明不足に原因があったと深く反省をしたところであります。この反省の下に、事務局に対して単独で行うものと共同で行うものを比較検討する資料の作成を指示し、8月3日に市長へ説明を行っております。  また、与党会派から市長に対して日の出町との連携に対する助言を行ったということも伺っております。そして、本9月定例会議、堀江議員の一般質問における学校給食センター建設に向けての要望、そして、9月15日付、会派公明党さんからの早期の整備要望が出されました。これらを受けまして、9月18日に私と市長で協議を行いました。その主な内容といたしましては、一刻も早く整備に向けての取組を行うことが児童・生徒、保護者にとって必要であり、期待されていることである。また、市長の求めます、おいしい給食の提供、地産地消の推進を含めて日の出町と連携して協議を進めたい、これに対して市長も御理解をしていただきまして、先ほど教育総務課長から答弁しましたように日の出町と事務的な協議を進めると、こういうことに至っております。  私も教育委員会の責任者として、この学校給食センター、一刻も早く整備に向けての取組を進めたいと、このように考えております。以上でございます。 75: ◯委員(田中千代子議員) 教育長、ありがとうございました。詳細な経緯を説明していただいて感謝の思いでおります。また、ほかの議員の皆さんも様々、この給食センターに関しては一刻も早く前に進めたいという思いでいろいろ動いてくださったのだなということを今、教育長のお話を聞いて理解をさせていただきました。本当に先日、市長に要望書をお渡しした際にも、市長のお話で農協さんの協力をいただきながら地産地消の新鮮な野菜を使って子どもたちにおいしい給食を提供したいのだと、そういう思いを語っていただきました。この市長の思いを実現するためにも、日の出町との広域連携に向けてスピード感を持って進めていただきますよう、ぜひよろしくお願いしたいと思います。以上です。 76: ◯委員長中嶋博幸議員) ほかに質疑のある方。たばた委員。 77: ◯委員(たばたあずみ議員) 幾つかありますので、必要に応じて止めてください。267ページです。上のほう、小学校児童通学案内等業務、これはシルバーさんに委託している旗振りのところなのですけれども、こちら、また少し減っています。それ自体は恐らくシルバーさんのほうでそれで受けてくれたということだと思いますけれども、草花小学校の前、五差路なのですけれども、あそこが1人体制で非常に大変だという話を交通擁護をやってくださっている方からも聞いています。ほかのところで2人体制でやっているところもあり、基本的には2人だという話を前回のときも聞いていますが、こちら、草花小学校の前は増員する計画というのはないのでしょうか。お願いします。 78: ◯教育総務課長(鈴木将裕君) お答えいたします。  昨年の決算特別委員会のときにも同様の質問をいただきまして、そのとき、市内には全35、36か所ほどの配置箇所があって、その中で草花小学校、こちらにつきましては学校区当たり5か所の人員配置となっております。このような中、各地区、やはり安全対策ということで増員の話はございますが、この配置につきましては学校やPTAの要望を受けて道路の状況、交通量、そういったものを踏まえた上で警察に意見を伺った上で決定しております。このような中、近隣自治体におきましても登下校の安全確保につきましては安全ボランティアですとかPTAによる見守り等による活動により安全の補完とか、そういったことも取組としては進めております。  草花小学校、先ほどの五差路ですけれども、やはり地域のそういった協力の中で駐在の方、そういった方もかなりの頻度で協力、立っていただいているような状況があると確認しております。そのようなこともある中で、やはり各地区2人から5人程度の配置となる中、草花小学校については一番多い5人という今、配置になっておりますので、現時点でまたこの人数をすぐに増やすというようなことは考えておりません。以上です。 79: ◯委員(たばたあずみ議員) 状況は分かりました。草花小学校に5人いるのは分かってはいるのですけれども、交差点があそこ、五差路なので、本当に1人体制でいいのかどうか。実際私も車で通っていて、あれで旗振りやるのは本当に大変だなというふうに思います。あっちもこっちも見なくてはいけない。もちろん、そっちまでやらなくていいと言われてはいるというふうに交通擁護員さんも言ってらっしゃるのですけれども、とはいえ、だからって向こう側渡っている子どもを知らん顔はできないということで、あっちもこっちも見るというのですごく気を遣うところだとおっしゃっていました。  ほかの区域で担当している方たちも、あそこ1人でやるのでは大変だって口をそろえて言っているような状況ですので、やはりその交通状況によって、場所によっては本当に子どもさんも少ないし車も少ないし、ここに立っていて同じような状況でやっているなんて申し訳ないなとおっしゃっている方もいたぐらいなので、状況が違うのは仕方がないことだと思います。ぜひここは2人体制でできるように前向きに検討していただきたいと思います。  それから、下の小学校維持管理一括経費、あと中学校のほうもそうなのですけれども、トイレの清掃、こちらも恐らくシルバーさんかどこかに委託しているのではないかなと思うのですけれども、今まで小学校、中学校のトイレ、非常に臭いとかが気になる、もう施設自体が古くなっているというふうに言われてきました。改修自体も非常に時間がかかって、これから大規模改修とかそういうことは施設管理のことを考えていく上で計画に入れていくという話なので、もういつになるか分からないという状況がもう見えています。そのことを考えたときに、古くてもきれいに保つためには清掃回数も必要ですし、また、ここでコロナのこともあって、トイレの清掃というのは大分気遣われているかなと思うのですけれども、今後、このトイレの清掃の回数、増やしたりとかというような方針があるかどうか、先に伺います。 80: ◯教育施設担当課長(岩崎 徹君) お答えいたします。  トイレ清掃なのですけれども、今、委員おっしゃるとおり、シルバー人材センターに委託をしまして、週に1回、清掃を行っているところであります。それから、あと平成30年からになるのですが、トイレ尿石除去手数料ということで予算を確保しまして、特に臭いがひどいようなところの小便器ですかね。その清掃を尿石除去ということで新たに清掃をするようになりました。ということで、今現在、週1回のトイレ清掃につきましては増やすという考えは今のところないということで、よろしくお願いいたします。以上になります。 81: ◯委員(たばたあずみ議員) 私はトイレ掃除、本来だったら子どもたちも参加してやったほうがいいのではないかと思っているのです。ただ、今、このコロナの状況なんかもある状況ですので、今、それは難しいかなと思っています。特に清潔に保つということもそうですし、臭いのこともこれから尿石除去をやってくださっているので、これがどの程度効果が出てくるか分からないですけれども、目覚ましく変わっていくということがないのであれば、やはり清掃回数増やしていくというのは必要なところではないかなと思っています。  古くてもきれいに保っていくというのは、今、奥多摩さんが観光トイレ、すごくきれいに保ってらっしゃるのですね。もう本当に住めるぐらいきれいだなと私なんか思うのですけれども、やはり改修に時間かかるのだったら清掃にしっかり工夫をしていただいて、そういったところも学んできれいに保って、子どもたちが快適に過ごせるようにももちろんですけれども、ここは本当、保健衛生のところで大事なことだと思っていますので、ぜひそういった工夫もしながら回数増やすことを今後検討していただきたいと思います。要望です。次、行ってもいいですか。切りますか。  では、やります。次がもう一つページめくって269ページです。ここ全体になりますけれども、また小学校ですね。芸術鑑賞、演劇鑑賞の実施状況について伺いたいと思います。 82: ◯指導担当課長(渡邊啓介君) お答えいたします。  昨年度、こころの劇場等を含めました芸術鑑賞教室の実施状況でございますが、小学校10校中7校が実施したところでございます。以上でございます。 83: ◯委員(たばたあずみ議員) 前回のときには草花小学校がたしか行かなかったと思うのですけれども、今回、3校行かなかったということですが、応募したけれども、応募外れたとかいろいろ状況はあったかと思います。ただ、7校が予定はしたということなので、何らかやれたのはよかったかなと思います。ただ、やはり行かなかった学校、やれなかった学校、今回、コロナのこともあったのでいろいろ事情はあるかと思いますけれども、やはり芸術鑑賞、演劇鑑賞、こういったものというのは子どもたち、中学校で今回、今は、あきる野市はないので、その9年間の間でたった1回しかない機会なのでね、当たったら行けるけれども、外れたら行けないというような状況がないように必ず保証してほしいなと思っています。  コロナで大きいところにみんなでまとまっていくというのが非常に難しいということがこれから先も予想されますので、学校巡回ということもぜひ考えてほしいなと思います。そういったことも考えながら、前向きにぜひ検討していただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 84: ◯指導担当課長(渡邊啓介君) お答えいたします。  芸術鑑賞教室は教育課程上、文化的行事の位置づけとなりますが、この文化的行事の狙いの一つに、多様な文化や芸術に親しみ、美しいものや優れたものに触れることによって豊かな情操を育てることにございます。この狙いに迫るために、どんな学校行事を設定するのがよいのか、教育課程編成の主体である学校に対して働きかけを行っていきたいと考えております。以上でございます。 85: ◯委員(たばたあずみ議員) 優れた文化とか芸術に触れるということを重視したいというふうに言ってくださっているのだというふうに受け取りました。以前、子どもたちの学芸会とかああいうのも対象になるのだという答弁を受けたこともあって、それは違うだろうと思ったのですけれども、やはりそれは違うのではないかなと私は思っています。やはりプロの行っている文化とか芸術、そういったものに触れるということは非常に大事だと思いますので、ぜひ前向きに、今ね、いろいろ課題がたくさんあって学校も大変だと思いますけれども、ぜひ後押しをしていただきたいと思います。それから、次、いいでしょうか。あと2つあります。  就学援助のところです。就学援助は同じページ、269ページと中学校のほうですと277ページになります。こちら、どちらもほとんど前年と変わらないような実績になっていると、援助費になっていますけれども、申請数自体が変化がなかったかどうか。それから、申請したけれども、認められなかったといった件数がどの程度あったのか、伺います。 86: ◯教育総務課長(鈴木将裕君) お答えいたします。  申請者数ですけれども、こちらは令和元年度と平成30年度の比較ということでよろしいでしょうか。令和元年度と平成30年度の比較ですと、こちらの事務報告のほうでは特に小学校のほうは入学前の人数も入っていますけれども、この人数を抜いた実際に学校に在籍する生徒数でちょっと比較させていただきます。まず小学校、平成30年度の申請者数は584人、令和元年度が574人ということで、平成30年度から令和元年度では10人ほど申請数は減っております。令和元年度、小学校574の申請のうち、認定生徒数、児童数が511ということですので、この差が非認定というカウントでいたしますと63人ほどが該当しなかった、そうなります。中学校につきましては平成30年度の申請数が333、令和元年度が319、令和元年度の申請生徒数319に対して認定数が271ということで差が48、これが非認定に該当するかと思います。以上でございます。 87: ◯委員(たばたあずみ議員) 大きくいっぱい認められなかったという数が目立って多いという感じはしないかなというふうに思います。ただ、やはりこれからまたコロナのこともあったりして申請も増えてくる可能性、あります。今後動向としてどんな手応えを感じているか、ちょっと見通しのところを聞きたいと思います。 88: ◯教育総務課長(鈴木将裕君) お答えいたします。  今、実績のところ、お伝えしましたけれども、ちなみに今年度ですね、まだ年度途中ですけれども、現時点で小学校の申請数が562、そのうち認定されているのが474、中学のほうが申請が334、認定が274ということで児童・生徒数、昨年度と比べて100人ほど総数で減っていますけれども、その中では昨年度と同数程度の申請数があるということで、ある程度、こちらの事務方でアナウンスのほうに力を入れているということで、認定数のほうの伸びにはつながっておりませんけれども、申請数が増えたというところはいろいろな意味でハードルが低くなったというか、申請しやすくなったというような状況が生まれているかと思います。  また、年度内ですね、月大体3、4件ぐらい、また追加で申請という形、受けておりますので、例年ですとこの後、また多少人数増えますので、認定者数につきましても最終的には10名程度増えるのではないかなと考えております。以上です。 89: ◯委員(たばたあずみ議員) 今回、大分ちょっと認定数と申請数で開きが出てきているかなというような気がしています。ここから大きく変わることが出てこなければいいなと思っていますけれども、これから先もまだ状況次第では追加でお願いしたいという話も出てくる可能性ありますので、ぜひ丁寧な対応していただきたいと思っています。また、これまでに様々出されている就学援助についての拡充については、また引き続き検討していただきたいと思います。次に行きます。  307ページの、こちら、体育館の指定管理料です。五日市ファインプラザと秋川体育館、どちらもなのですけれども、資料ですと365ページから367、368です。こちら、それぞれ指定管理者のほうでやってくださっている自主事業なのですけれども、中でせっかく託児があるのですけれども、託児の利用があまり伸びていないという状況があって非常にもったいないなというふうに感じています。これまでも時間帯だとかぜひ工夫してほしいと、そういうふうに考えているというような話もあったのでぜひ考えてという話をしてきているのですけれども、なかなか伸びていないなというふうに思っています。こちら、PRなど工夫されている点などありましたらお聞きしたいと思います。どのようにお考えでしょうか。 90: ◯スポーツ推進課長(長谷川美樹君) お答えいたします。  託児付スポーツ教室のPRについての御質問でございますが、この事業、先ほど委員がおっしゃっていただいたとおり、指定管理者の自主事業として実施をされている事業でございます。また、この事業は託児を利用してもしなくても利用できる事業となっておりまして、参加者の方は大変何千人という人数でいらっしゃいますけれども、託児を利用する方が現在2桁程度というような利用状況になっている中で、この教室のPRにつきましては、指定管理者も来館される親子の方に、この教室を参加していない親子の方に口コミでPRするですとか、また、自主事業のチラシを新聞折り込みで配布をしておりまして、その中でも託児のサービスが載っているという状況。また、ホームページを通じてPRをしております。  市のほうは、この事業につきましては、全ての市民がスポーツに親しみ、楽しめる活動の推進という市のスポーツ推進計画に沿った取組であるというところで、大変小さなお子様を養育する方のスポーツができる環境を整えておくということが大変重要な取組であると考えておりますので、このサービスをできるだけ多くの方々に知っていただいてニーズのある方には御利用いただけるようにSNS、この世代の方々は若い方なのでSNSを使って情報を取ることも上手な世代であると考えておりますので、市のほうからメール配信等を行い、そういったツールも使って、今後、教室の周知を行っていければと考えております。以上でございます。 91: ◯委員(たばたあずみ議員) 内容見てもどなたでも取り組めるような体を動かす手軽なエクササイズから入っているかなというふうに思っています。特に産後、なかなか子どもと離れて運動することが難しいという方から、やはりそこからだんだん運動から離れていってスポーツやらなくなっていってしまったというような話というのはちょいちょい聞く話です。ぜひこういったものをうまく活用していただいて、ずっとスポーツに親しんでこの先も健康を維持するという形になってほしいなと思いますので、SNS活用してということですので、ぜひ期待したいと思います。今後もよろしくお願いいたします。以上です。 92: ◯委員長中嶋博幸議員) 奥秋委員。 93: ◯委員(奥秋利郎議員) 私は根がけちなものですから、何度も申し上げてまいりました。エレベーターの件でお尋ねいたします。295ページ、立体駐車場維持管理経費のところでございます。ここには71万9400円の立体駐車場エレベーター保守点検委託料が載っておりますが、同じページの、これは中央図書館のところでしょうか。同じページの0500エレベーター保守点検委託料156万9600円であります。まずお尋ねいたしますのは、中央図書館のほうにはエレベーターの数が多いのかどうかお尋ねいたしますとともに、この近辺に五日市図書館では、291ページの五日市図書館の部分ではエレベーターというのは出てこないのですね。階段昇降機保守点検業務委託料というのがあります。これは15万600円。各館にきっと通用すると思うダムウェーターというのは荷物だけを載せるエレベーターなのですが、これがあちこちで出てまいります。しかし、このダムウェーターの保守点検委託料が幾らでもないですけれども、差があります。同様のものだと思いますが、まず立体駐車場のエレベーターは71万9400円。大きさが違ったり台数が違ったりということが違いにもあるのだと思いますが、この辺の違いをまず教えてください。 94: ◯図書館長(紺藤修子君) お答えいたします。  エレベーターについてですが、立体駐車場のエレベーターにつきましては1基、中央図書館のエレベーターにつきましては2基ございます。以上でございます。 95: ◯委員(奥秋利郎議員) ありがとうございます。この款ではありませんが、五日市出張所についておりますエレベーターは97ページだと思いますが、49万7040円なのですね。それぞれ値段が違ってくるのは、先ほども言いました大きさとか場所の階が違うとかそういうことにも影響するとは思いますが、同じ1基のエレベーターでも50万弱ということになりますと大きな違いはどういうふうに説明されるでしょうか。 96: ◯委員長中嶋博幸議員) 図書館だけではなくてほかのところも、ほかのエレベーターも含めてエレベーターの点検の金額に大きな差があるのはどういうことかということですか。答えられますか。 97: ◯教育施設担当課長(岩崎 徹君) お答えいたします。  教育施設担当課長として小・中学校、給食リフトが各学校にありまして、その関係でお話をさせていただきますと、学校関係につきましては委託料を算出する場合に見積書を各業者から、複数の業者から徴集いたしまして、その平均価格が起工額というような形にさせていただいております。それと、その金額の違うということになりますと、それぞれ見積りする業者、当然違ってきておりますので、メーカーや大きさ、それから、年数とかそういうことがあると思いますので、それぞれ金額が違ってくるというふうになっているかと思います。以上です。 98: ◯委員(奥秋利郎議員) 一々呼び出させて申し訳ない。事前にお伺いすればよかったのですが、このエレベーターの扱いなのですが、まだ不思議なのが、東部図書館に使っているのはこれ、エレベーターではないのかな。昇降機とか、1306ですね。ページが289ページ。下のほうに1306でしょうか。昇降機保守点検委託料と書いてあります。これは110万なのですよ。私は、会社によって違うかもしれませんが、少なくとも同じものであればね、メーカーが違ってもですよ。これ、昇降機というのはエレベーターだろうと思うのですが、もうちょっと分かりやすい説明をいただきたいと思います。  ちょっと待ってください。さらに、ここには同じ階段昇降機ってあるのは、次のページの五日市図書館の部分でありますが、これはステップリフトという、いわゆる椅子が階段の壁についているタイプですね。ですから、これはあくまでも値段が15万600円と書いてあります。全然管理料が違うのだと思いますが、少なくとも東部図書館についているのが110万ですから、何だか随分違うなという、ほかのものと比べて違うなという感じがいたします。ちょっとその辺の御説明はどうでしょうか。 99: ◯図書館長(紺藤修子君) お答えいたします。  東部図書館の昇降機保守点検委託料、こちらなのですが、東部図書館の昇降機につきましてはエレベーターとダムウェーター、こちらは一緒になったものでございます。分かりにくくて申し訳ございません。メーカーが同じでしたので、同じ業者でしたので、一括で委託しておるものでございます。以上でございます。 100: ◯副市長(尾崎喜己君) 私からは、今、手元にそれぞれのエレベーターの仕様が分からないので明確な違いというのはお答えできないのですけれども、一般的にはやはり低層階、中層階、高層階になってきますと、それぞれの階でドアの開閉もありますし、その分はコストが高くなってくるというのはお分かりいただけるかと思いますし、それから、昇降方式の違いですね。巻き上げでやっているのか油圧でやっているのかでも変わってきますし、その辺も仕様を見ないとちょっと何とも言えないところがあります。  それから、エレベーターシャフトの構造も、コンクリートで囲まれているシャフトなのか、シースルー、いわゆるガラスというか、透け透けのシャフトなのか、それから、あとの違いとなってくると、あとは制御盤、制御方式というのでしょうかね。その中の仕様、ボタン類がどういう形になっているのか。古いものだとなかなかパーツの調達が難しいとかもあるでしょうし、新しいものはIC盤というか、そういった機器の故障した場合が高くつくといったこともあると思います。ということで、ちょっと申し訳ないのですけれども、今、手元にエレベーターの細かい仕様がないので、ここが高い、ここは安いということは言えないのですけれども、ちょっと一般論としてそういった仕様によって定期点検あるいは委託料が変わってくるということはあることと思いますので、もしこれ以上何か調査が必要でしたら仕様のほうは調べさせていただきたいと思います。以上です。 101: ◯委員(奥秋利郎議員) 実は今、御丁寧な御説明もいただきましたが、副市長ね、私、草花公園を造るときにエレベーターのことを申し上げた覚えがあります。ですが、一つだけお調べいただいておいてまた私がお尋ねに上がりますが、五日市庁舎の五日市出張所ですね。これは97ページに出ていますが、エレベーター保守点検業務委託料は49万7000円でありますから、値が幾ら違うにしても値が倍も違うのではないかというふうに思うのです。  こんなことをそもそも申し上げたのは、自分が建物の建築に携わって、私どもの関係でですね、うちでも持っているエレベーターがあるエレベーターのメーカーへ頼みました値段と、いわゆる町のエレベーター屋が入札に来ると、同じエレベーターの保守管理料でも倍も違ったのですよ。そのことから、これはということでちょっと不信感を抱いております。一応同じエレベーター、同じサービスでやっていただくのに値段が違うというのはおかしいなということから気をつけているのですけれども、この辺もできれば例えば東芝のエレベーターを東芝さんだけに頼むのではなくて、ほかの各社扱っているようなエレベーター会社にも同じサービスであるならそれでもいいのではないかなというふうに思うことからお尋ねしたわけです。また副市長のところへ伺ったほうがよろしければ、伺いましてまた御説明をいただきます。どうもありがとうございました。ありがとうございました。 102: ◯委員長中嶋博幸議員) 辻委員。 103: ◯委員(辻よし子議員) ありがとうございます。決算書の255ページになります。10の1の2の備考欄04教育委員会事務局教職員一般経費、この中の1801物品等購入費201万800円です。この物品購入費、これはタイムレコーダーの購入経費だと思います。校長、副校長、それから、主幹、一般教員、それぞれの1日の平均勤務時間、在校時間ですね。これがどのような数字が出ているのか。昨年度に関してはお聞きしたところ、実際に入ったのが1月だったということですので、2月ですね。2月に関して見たときにどのぐらいになっているのか。3月、ちょっとコロナの影響がありましたし、1月は導入したばかりでしたので、2月、どのような時間になっているのか、よろしくお願いいたします。 104: ◯指導担当課長(渡邊啓介君) お答えいたします。  令和2年2月の1日の平均勤務時間でございますが、校長が9時間46分、副校長が11時間10分、主幹教諭が10時間11分、一般教員が10時間1分となっております。1日の勤務時間は7時間45分となっておりますので、どの職員においてもそれ以上の勤務ということになりますが、その中でも副校長が約3時間半と最も多い状況にございました。以上でございます。 105: ◯委員(辻よし子議員) ありがとうございます。やはり副校長が一番多いなということとか、平均、通常の7時間45分を大きく超えているという辺は実態を反映した数値かなと思います。  2016年、平成28年の9月議会の一般質問で、中村のりひと議員がこの勤務時間についての質問をされました。当時の指導担当部長が9月の議会で質問したので、4月から7月31日までの平均時間としてお答えになりました。その時間が、校長が約10時間46分、平均でですね。先ほどは9時間46分です。前の御答弁は10時間46分。副校長が前の御答弁では12時間30分、今回は11時間10分。それから、主幹教諭が前回は11時間21分、今回は10時間11分。それから、一般教員は前回が11時間14分、今回は10時間1分と、いずれも1時間以上の違いがあるということなのです。タイムレコーダーの記録のほうが1時間以上短いということなのですね。  タイムレコーダーを入れることで教員の方々の意識変革があって勤務時間の短縮につながったのか、それとも学期末の3月が入っていませんので、私の少ない経験から言っても学期末がすごく増えますので、それを除いているからなのか、その辺、今後、今年度も入れていらっしゃると思いますので、しっかり内容を検証していただいて、実質的な教員の負担軽減にこのタイムレコーダーを入れたことが何とかつながるように、ぜひ御努力いただきたいと思います。  次に255ページになります。ごめんなさい、同じところですね。ちょっと下の10の1の2の06ですね。学校臨時職員等管理経費、この中の0701非常勤(臨時)職員賃金。これはSSSですね。スクール・サポート・スタッフの賃金だと思います。当初予算では、2175万4000円、計上されていました。3月議会の第8号補正ですね。ここで半額近く、1001万6000円、これ減額されました。その補正後の予算とこの決算額比べると、決算額がさらに200万近く少なくなっているのです。これ減った理由、3月の補正だったのでどうして減ってしまったかなと思うのですけれども、それを教えてください。 106: ◯指導担当課長(渡邊啓介君) お答えいたします。  スクール・サポート・スタッフにつきましては、令和2年の3月議会における補正予算編成では、12月時点で16校中4校が配置していなかった状況で、既に配置していた12校の賃金の執行率や残り3か月で雇用状況が変わる可能性を考慮して、確実に支給できる予算を確保した上で減額補正を行った経緯がございます。しかしながら、結果的に雇用状況が大きく変わることがありませんでしたので、見込みよりも多くの予算が残った状況となっております。以上でございます。 107: ◯委員(辻よし子議員) 分かりました。3月議会といっても12月の時点で予測して、少なくてはいけないので少し余裕を持ってということで実際に200万程度の差が出たということが分かりました。これ、当初予算から見たときの執行率というのは何%になるでしょうか。 108: ◯指導担当課長(渡邊啓介君) お答えいたします。  当初予算から見た執行率でございますが、結果的には44.8%となっております。以上でございます。 109: ◯委員(辻よし子議員) 分かりました。新しい制度が入って時間があまりなかったので執行率、ちょっと低かったなという感じなのですけれども、今年度は予算、予定どおり人員配置ができているのかどうか、今の時点で大まかな執行状況を教えていただければと思います。 110: ◯指導担当課長(渡邊啓介君) お答えいたします。  今年度につきましては、小・中学校全16校にスクール・サポート・スタッフを配置することができております。配置状況としましては、7月から8月までに支払った賃金の執行率で見ますと約75%となっております。以上でございます。 111: ◯委員(辻よし子議員) ありがとうございます。前年度は全校で配置できなかったものが今年度は全校で配置できて、また100%とはいきませんけれども、75%、それなりの時間、確保はできているということで、多分人を探したりするのはかなり御苦労されたのではないかと思います。本当に敬意を表したいと思います。ちょっとまだあるのですけれども、いいですか。  次に261ページになります。10の1の3の08せせらぎ教室管理経費になります。当初予算に比べて153万2520円減額になっています。今年度は都費の指導員が3人増員になったということで非常に喜んでいるのですけれども、昨年度は指導員の不足が懸念されていました。それにもかかわらず、150万ほど残ってしまったのだと思ったのですけれども、これ減額になった理由は何でしょうか。 112: ◯指導担当課長(渡邊啓介君) お答えいたします。  令和元年度当初予算編成の段階では、年度途中にせせらぎ教室に通う児童・生徒が急増した場合に備え、市費の指導員7人を配置する予定でしたが、年度当初から対象児童・生徒が急激に増える状況が見込まれなかったことから、指導員の増員は保留とし、6人の配置で運営を続けておりました。年度途中で指導員の補充を行えるよう予算は確保しておりましたが、結果的に補充の必要がなかったということが減額の理由となっております。以上でございます。
    113: ◯委員(辻よし子議員) 分かりました。補充の必要がなかったということなのですけれども、ただ、今年度、3人増やしているということは、昨年度も決して十分ではなかったのではないかなと思うのですね。1人増やすというのが人を探すという意味でも大変なのでなかなかできなくて、どうしてもというわけではなかったということなのかなと思います。予算があればいっぱい使っていただけたらなという思いは残ります。あと2点ぐらいあるのですけれども、いいでしょうか。 114: ◯委員長中嶋博幸議員) ほかにこの款で質問ある方。結構いらっしゃいますね。では、1回ほかの方になります。中村一広委員。 115: ◯委員(中村一広議員) 決算書の301ページの01のあきる野ルピア運営管理経費についてなのですが、先日、あきる野ルピアで会議をした際にWi-Fiがつながりにくい環境でした。新型コロナウイルスの感染拡大によって今後もリモート会議等の機会が増えるのかなというふうに思っているのですが、Wi-Fi環境も整備する必要があると思うのですが、そこら辺の点はいかがでしょうか。 116: ◯生涯学習推進課長(吉岡 賢君) お答えいたします。  あきる野ルピアのWi-Fi環境についての御質問でございます。あきる野ルピア3階、4階につきましては既にWi-Fiが使用できる環境のほうは整っておりましたけれども、これまで窓口におきましてWi-Fiがつながりにくいというようなお話もいただいていたということでございましたので、このたび指定管理と調整させていただきまして、Wi-Fi環境の改善を図らせていただきましたので、今後、施設御利用の皆様方にも御活用いただければと、このように考えております。以上でございます。 117: ◯委員(中村一広議員) ありがとうございます。既に改善していただいたということで、迅速な対応をしていただいて大変ありがとうございます。この新型コロナの関係でWi-Fi環境、リモート会議がますます増えてくるのかなというふうに思うのですね。それで、あきる野ルピアでそういう会議がちゃんとWi-Fi環境が整っていてそういう会議ができますよということを広く広報していただければ利用率の向上にも今後つながっていくのかなというふうに思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 118: ◯委員長中嶋博幸議員) ここで昼食のため、休憩といたします。  なお、再開は午後1時といたします。                               午前11時56分  休憩           ────────── ◇ ──────────                               午後 1時00分  再開 119: ◯委員長中嶋博幸議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑がある方。辻委員。 120: ◯委員(辻よし子議員) それでは、3点ほどあります。1点目が263ページになります。10の1の3の備考欄42学力ジャンプアップ事業経費になります。これについては、これまでも何回か質問させていただきました。2019年度、昨年度の当初予算審議においてようやくというか、御答弁として補助員への指導や研修はしっかり行うように校長会を通じて指導していきますという御答弁と、それから、仕事を充実させるための打合せ、これ、私がケース会議のようなものが必要ではないかというふうに申し上げたのですけれども、そうした打合せを勤務時間内でやることも可能でありますと、そのような御答弁、いただくことができました。その結果、昨年度、こうした指導とか研修、打合せなどが実際に行われたのかどうか、お伺いいたします。 121: ◯指導担当課長(渡邊啓介君) お答えいたします。  まず補助員への指導、研修についてでございますが、児童・生徒への関わり方、学習支援の方法など、実際の指導補助に生かせる対応について、副校長、学級担任、教科担任などから個別に指導助言を行っております。現状といたしましては、勤務の関係上、教員補助員全員が集まることが難しい中で、それぞれの教員補助員の空いている時間を使ってこれらを行っている状況にございます。  また、教職員との打合せの実施状況でございますが、先ほども申し上げましたとおり、勤務の関係上、教員補助員を交えた会議を必ずしも行えるとは限らない状況にございます。しかし、例えば配慮を要する児童・生徒などのケースについては、個別に教員補助員への伝達を行うなど、指導補助を行う上での情報は共有し、授業を進行する上での一員として活躍をいただいているところでございます。今後もさらに情報の共有や児童・生徒の状況把握に努め、その職務を担っていただきたいと考えております。以上でございます。 122: ◯委員(辻よし子議員) 御答弁ありがとうございます。現在のところは特段の時間を設けているというよりかは、空いた時間に個別にアドバイスされているのかなと思います。こうした臨機応変の指導というのは大切ですので続けていただきたいと思います。ただ、やはりできれば1学期に1回ぐらい、その教室に複数の補助員、関わっていることがあると思いますので、そうした補助員の方、それから、学級担任がしっかり時間を取って、配慮の必要な子どもたちにどういう対応の仕方がいいのか。  それから、場合によっては担任よりも補助員のほうが気づいたりすることというのもあると思うのですね。担任の先生はやはり全員を見ているので細かいことまで気づかないと。そういった気づきを逆に補助員のほうから担任のほうに伝えると。こういったしっかり時間を取った情報共有というのがとても大切だと思いますので、なかなか補助員の方は週の例えば火曜日の午前中とかそういうことで勤務されているのだと思いますけれども、1学期に一遍ぐらいは例えば夕方の時間とかそういうところに時間を取ってケース会議というか、そういったものを今後やっていただきたいなと。情報共有に努めるという御答弁ありましたので、ぜひそうした対応を今後さらにやっていただきたいなと思います。  あと次がちょっと関連するのですけれども、271ページになります。271ページでいうと10の2の2の33小学校教員補助員配置事業経費、それから、同じものが中学校のほうでも10の3の2であります。同じ中学校の教員補助員配置事業ですね。事務報告書のほうでは311ページ、それから、312ページにまたがっております。事務報告書のほうを見ますと、小学校が延べ49人、それから、中学校が延べ20人というふうに書いてあるのですけれども、延べということなので実人数を教えてください。 123: ◯指導担当課長(渡邊啓介君) お答えいたします。  昨年度の教員補助員の実人数でございますが、小学校で46人、中学校で19人となっております。以上でございます。 124: ◯委員(辻よし子議員) 分かりました。49人が実人数46、それから、延べ20が19ということで、実人数とあまり大きな開きはないということは分かりました。ただ、教員補助員というのは一人一人、かなり勤務時間ばらばらだと思うのですね。ですので、こういう人数配置だけ書いてもなかなか状況は分からないということだと思います。似た事業で学力ジャンプアップ事業、こちらのほうは下のほうの表を見ていただくと分かるように、学校ごとに時間数、書いてあります。こういった表記に変えるほうがいいのではないかと思うのですけれども、何か今後工夫をしていただけないでしょうか。 125: ◯指導担当課長(渡邊啓介君) お答えします。  確かに分かりづらい部分があるとは思います。記載につきましては、今後、検討してまいりたいと考えております。以上でございます。 126: ◯委員(辻よし子議員) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。この教員補助員と学力ジャンプアップ事業、これまで何回か議会で指摘させていただきましたけれども、1人の方があるときは教員補助員、あるときは学力ジャンプアップ事業ということで、同じ仕事をされながら2つの出勤簿に押していると、そういった状況が残念ながら今年度も見られるようです。既に会計年度任用職員制度が導入されておりますので、何とか早いうちにこの学力ジャンプアップ事業と教員補助員の中身で同じような仕事はまとめてどちらかにするという形で、分かりやすい形の整理をぜひしていただきたいと思います。特に会計年度任用職員というのと、それから、この教員補助員のほうは講師という形ですので、会計年度任用職員と講師というのは全然身分が違います。報酬の体系も違います。ですので、そこの違いがこういう仕事だからこういう違いなのだという説明ができないとちょっとおかしなことになると思いますので、ぜひ早い時期にこの辺の整理をしていただきたいと思います。ここについては意見、述べさせていただきます。最後、1問よろしいですか。  265ページですね。10の1の4の備考欄01幼児教育振興経費、この中の1904の中の0200私立幼稚園等園児保護者負担軽減費補助金についての質問になります。幼保無償化の中で残念ながら幼稚園類似施設、これは国の制度で対象外になってしまいました。ただ、幼稚園類似施設の中で認可保育所を併設という形で兼ねているというのでしょうか。そういうところもあるようです。中には、その幼稚園類似施設に通いつつ、そこの認可外保育というのを利用しているという形で無償化になっていらっしゃる、そういう家庭、お子さんもいらっしゃると思うのです。その人数がどのぐらいなのか、もし分かれば教えてください。 127: ◯保育課長(田倉崇史君) お答えします。  幼稚園類似施設で、かつ認可外保育施設となる施設におきましては、利用者に就労等の保育要件があれば無償化の対象となります。しかし、仕事を辞めるなどにより保育の要件がなくなりますと無償化の対象とならなくなりますので、その際は本私立幼稚園等園児保護者負担軽減費補助金のほうを活用することとなります。  市内の幼稚園類似施設で、かつ認可外保育施設となる施設の利用者、無償化の対象者なのですが、延べ人数で41名となっております。以上となります。 128: ◯委員(辻よし子議員) 延べ人数で41人ということで、御答弁の前半にあったように、途中、1年間の中で仕事の量が例えば減るとそれは基準を下回ってしまうので、働いているという形にならずに無償化の対象から外れるということがあるということだと思うのです。ですから、同じ子どもが無償化になったり無償化にならなかったりという、そういうことがあって延べという数になっているのかなというふうに理解しました。なかなかその類似施設が無償化の対象から外れてしまうということで、御苦労されているお母さん、お父さん、いらっしゃるのではないかなと思います。  もう一つの質問としては、この無償化の対象にならない、あと期間限定でならない、そういったお子さんに対しての補助金が今年度は少し増えましたけれども、昨年度は3,000円だったでしょうか。それを受けてらっしゃるお子さんが何人になるのか。この中でその幼稚園類似施設のお子さんに対する補助金の総額は幾らになるのか、教えてください。 129: ◯保育課長(田倉崇史君) お答えします。  幼稚園類似施設の利用者の補助件数は延べ180人となり、補助金額は61万2000円となっております。以上となります。 130: ◯委員(辻よし子議員) 分かりました。同じ3歳から5歳のお子さんで幼稚園、非常に似た幼稚園類似施設に通っているにもかかわらず、無償化の対象にならなくて補助が月3,000円しか頂けないという方が延べで180人いらっしゃるということで、国のほうもこの辺は各保護者とか自治体からの批判というか、改善してほしいという要望を受けて検討しているという話は聞いているのですけれども、全然その検討が進んでいるとか見えてこないのですね。その辺、本当に検討、進んでいるのかどうかという辺もぜひ注視していただきたいと思います。  できれば、その国の制度が変わるまでの間のこの無償化から外れてしまっているお子さんへの補助というのを市として考えていただけないかなと思います。今は、その市が無償化に対して負担する4分の1の分だけという計算で6,400円ですか。というふうになっているとは思うのですけれども、無償化とは全然負担が違いますので、その辺を子どものための負担額の減った分、結構まだお金ありますので、保育園の保育料を考える中でぜひ考えていただきたいと思います。以上です。 131: ◯委員長中嶋博幸議員) ほかに質疑のある方。中村のりひと委員。 132: ◯委員(中村のりひと議員) 決算書265ページ、今の辻委員がおっしゃったところの幼児教育振興経費の中の負担金補助及び交付金のところなのですけれども、この決算説明資料の中で、この幼稚園の在園児数が当初の見込みより少なかったためということで執行率が62.5%となっております。もともと、この幼稚園の在園児数、何人を見込んでいたけれども、実際に何人だったのかと。それでこの金額になったかと、その辺のあたりの理由を教えていただければと思います。 133: ◯保育課長(田倉崇史君) お答えします。  私立幼稚園等園児保護者負担軽減費補助金に関しましては、予算としましては述べ人数で1万962人で見ておりまして、執行額の人数になりますと8,397人。差が2,565人となっております。  続きまして、就園奨励費になります。こちらにつきましては、無償化の関係で4月から9月までの補助金の対象となります。ですから、10月以降は廃止している制度でして、その前半のものだけになるのですが、見込人数にしましたら345人で見込んでおりまして、利用者数のほうは222人となっております。  子育てのための施設等利用給付金になります。こちらのほうは保育料の無償化の関係で発生した事業ですので10月から3月までとなります。予算上の延べ人数なのですが、1,716人で見ておりまして、決算ですと1,519人となっております。差額が197人ほど見込みより少なかったという形になっております。以上となります。 134: ◯委員(中村のりひと議員) ありがとうございます。これから多分、分母の子どもの数が減っていっているので、特に本当に幼稚園の私立幼稚園の経営というのは非常に厳しい状況の中で、こども園に移行されたりですとか、いろいろなまだ移行されていない園というのも2園ありますけれども、非常に厳しい中で市として何ができるのかというのはいろいろと考えはあるのでしょうけれども、保育園の中でも保育園のほうも多分厳しくなって、幼稚園のほうがより厳しい現状という中で、いろいろと多分担当課、これから考えなければいけないのでしょうけれども、今は令和元年度のお話でしたけれども、今現在、やはりかなりまた幼稚園のほうは就園されているという方は減少しているのかどうか、教えていただければと思います。 135: ◯保育課長(田倉崇史君) お答えします。  すみません、具体的な数字は持ってはないのですけれども、感覚的な形ではありますが、利用者自体は減っております。以上となります。 136: ◯委員(中村のりひと議員) 多分、もちろん感覚的に減っているとは思います。もちろん園長等も厳しいというようなお話も伺っておりますので、その中で例えば幼稚園ごととか保育園ごととかというような会合等があると思います。中にはもちろん幼稚園、保育園、分かれていても仲のいい、それなりに連絡を取り合う園長さん同士もいるとは思うのですけれども、何か全体的に幼稚園、保育園、今後のことを何か、それでは、別に敵対しているわけでもないので、このあきる野市の子どもたちのことを考えてやられているので、もう少し連携をした何か取組というか会合というか、そういうことをされているのか。また、そういった今後、もちろん両方とも減っていくものですので、児童数というか子どもたちの数が減っていく中で生き残りをかけるとかではなくて、それぞれが生かされていくような形で担当課として何かそういったことを考えているのかどうか、教えていただければと思います。 137: ◯保育課長(田倉崇史君) お答えします。  具体的に幼稚園、保育園、認定こども園、まとめて何か会議のような話合いの場というのは今のところ予定はないのですけれども、子ども・子育て会議の中で幼稚園の代表の会長さんだったり、私立保育所の代表の会長さんが委員として入っていますので、そのような中でいろいろ御意見はいただいているところです。ですから、そういった形であったり個々にはなってしまうのですけれども、園長会だったりの機会でいろいろお話を聞きながらいろいろな現状を知って対応していきたいなとは考えております。以上です。 138: ◯委員(中村のりひと議員) ありがとうございました。子ども・子育て会議はそれぞれの代表の方が出席されて話はされていると思います。この問題になってくると、もちろん民民がやられている話なので、それを行政側がどうこうということはできないと思いますので、そういったことを考えると、公としての形で今あるものというのをやはり早急にとは言いませんけれども、そもそも今の公立園のほうを民間にということを前々からの決まっている方向性だと思うので、そういったところもスピードアップして検討していっていただければと思います。これは意見です。 139: ◯委員長中嶋博幸議員) 合川委員。 140: ◯委員(合川哲夫議員) ありがとうございます。決算書では303から始まるのですけれども、302の体育施設費、これをずっと来まして01事業、ずっと来ると1312の施設等維持管理委託料があります。この中で様々なグラウンドが市内にありまして、私のお聞きしたいところはテニス場のことなのですけれども、テニス場は今、市内に何か所あるのですか。3か所ぐらいあるのかな。 141: ◯スポーツ推進課長(長谷川美樹君) お答えいたします。  市内のテニスコートでございますが、総合グラウンドと玉見ケ崎とグリーンスポーツ公園と山田グラウンドに4か所ございます。以上でございます。 142: ◯委員(合川哲夫議員) 4か所ということでありますけれども、そのうちのどこだったか、かなりいいテニス場として整備されたというふうに思いますけれども、聞くところによりますと、いきいきセンターの隣にある、あそこのテニス場が非常に悪いというような、グラウンドが悪いという、そんなような話を聞いていますけれども、実は山田グラウンドのところにあるテニス場、これもかなり傷んでいるわけです。一度テニスをやっている人たちの中でつまずいて捻挫をしたとかという、そんなような話もあったわけですけれども、それの中で一度、ちょっとした補修をやっていただきました。その後、行ってみても、まだ凸凹がある、凹凸があるというような状況の中で、これはもう早急にグラウンドのいわゆる整備、人工芝なのでしょうか。張り替えをぜひともお願いしたいということが第一の趣旨の質問なのですけれども、その辺での管理状況ですね。この辺のところをどんなふうな具合になっているのか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 143: ◯スポーツ推進課長(長谷川美樹君) お答えいたします。  管理状況というところでございますが、管理につきましては、あきる野市体育協会のほうに委託をいたしまして管理をしている状況でございます。その中で管理人からのグラウンドの傷み状況とかそういったものの報告も入ってきているところでございまして、昨年、委員も今、おっしゃられたとおり、修繕を2面のグラウンドのエンドラインの辺りを合計8か所ほど張り替え修繕を行って、ある一定程度のコートを使える状態に整備したところでございます。以上でございます。 144: ◯委員(合川哲夫議員) そういう状況の中で、いわゆる人工芝の張り替え、この辺のところの改修ということはどのようなスケジュールとか、その他の関係でお考えがありますでしょうか。 145: ◯スポーツ推進課長(長谷川美樹君) お答えいたします。  山田のグラウンドのテニスコートにつきましては、初め昭和62年4月に人工芝のコートとして開設をしておりまして、その後、18年が経過後、平成17年度に人工芝のコートに張り替え工事を行っております。現在、15年が経過している状況となっております。そういった中で、全面改修につきましては前回の改修が18年目で施工していることや現在のコートの状況などを見ますと、近い将来、改修が必要になるということは認識をしているところでございます。しかし、スポーツ施設全体を見ますと改修の必要性の優先順位が高いと判断している他の施設もございます。いずれにしても、大切な市の公共施設でございますので、修繕で対応できる部分はできるだけ修繕を行いながら利用していって、適切な時期に全面張り替え工事などの改修工事を行っていきたいと考えております。以上でございます。 146: ◯委員(合川哲夫議員) ありがとうございます。大変前向きな御答弁をいただきました。あと2、3年は我慢してくださいというようなことの中身のような気がします。補修をしながら安全なテニスコートとして使用していただけるように、ひとつ今後とも御努力をお願いしたいということを希望いたしまして終わります。 147: ◯委員長中嶋博幸議員) 臼井委員。 148: ◯委員(臼井 建議員) それでは、私も合川委員と同じ項目といいますか、部分で質問をさせていただきたいと思います。決算書は303ページの運動場等維持管理経費から307ページまでのグリーンスポーツ関係のところ。事務報告書については369ページの(4)のいきいきセンターのところから370ページの(5)屋外体育施設、ここら辺に係ると思います。私、合川委員のおっしゃっていた山田のテニスコート、これもぜひ進めていただきたいなというふうな思いはあります。その上で、今の御答弁に関連しまして質問をさせていただきます。  今、合川委員の質疑の中で御答弁では山田のコートについては修繕をやりながら適切なときに張り替えといいますか、対応を図っていくというような御答弁でありました。全体を見るとその優先順位等々もあるという中です。いわゆる具体的に言うと、多分修繕をやりながらというのは部分的な補修というようなイメージなのかなと。全面的な張り替えではなくて、修繕をやりながらというのは部分的な補修をやっていくのかなというふうに受け取りました。実は私も山田のテニスコート、子どもがテニスやっている関係もあって毎週、あそこをちょっと行かせていただいているのですけれども、確かに傷みはあるのですけれども、先ほど合川先生もおっしゃったように、実は雨間のグリーンスポーツのテニスコート、私の見る限りではここはもっと結構ひどい状況があるのかなと思っています。  そういう中で、この雨間のコートなのですけれども、特にサーブをするところですね。ここはもうべこべこになっていまして、かなり厳しいかなと思っています。使った人から、これはもう以前から何とかならないかという声はやはりほかの議員も聞いていたと思いますし、うちの会派の天野議長からもそういったことを聞いたよという話も承っています。  そこで、ちょっと伺いたいのですけれども、山田のコートで取るような例えば部分的な補修と言っていいのか分からないのですけれども、そういった対応がこの雨間のグリーンスポーツのテニスコートでそういったことができるのかどうかということを伺いたいと思います。 149: ◯スポーツ推進課長(長谷川美樹君) お答えいたします。  委員のおっしゃられたとおり、グリーンスポーツ公園のテニスコートの傷みの状況というところは把握しております。傷んでいるところ、特にテニスコートの線ですね。白線、白帯と申しますが、白帯の部分のエンドライン、先ほどサーブというところでのそういったところで段差というものも生じてきているというところで確認しております。こういった状況もございましたので、業者のほうに部分補修の相談をしております。その結果なのですけれども、このグリーンスポーツ公園の施工の工法が、今、申し上げた白帯の部分とテニスコートの面の部分を別々に張っていると、そういった工法になっております。今、申し上げた白帯の部分が結局全面に、エンドラインが一番ひどいわけですけれども、全面に関わる範囲のものになるというところで、そういったところでも業者のほうからは部分補修はできないと、やるのであれば全面改修しかないというような話を受けているというところでございます。以上でございます。 150: ◯委員(臼井 建議員) 御答弁ありがとうございました。ここのテニスコートがいつ明確に何年オープンしたかというのはちょっと今、覚えていないのですが、ただ、私が小学校の頃にグリーンスポーツ公園がオープンをして、その頃に同じ時期にテニスコートができたのだろうなというふうに理解しています。かなりの年数がたって、ただ、やはりこれは今までも聞いていた、ちょっと経費がかかるかなと思いながら利用者の方には申し訳ないですねというのを毎回お話をして理解を求めていたところであります。ただ、やはり状況が結構もうきついなという思いの中で、これ、本当にけがをして、先ほど合川先生は捻挫した方、山田はいらっしゃるとお話がありましたけれども、グリーンスポーツのほうでもいつ何ぞやそういうことが起きて損害賠償というか、そういった管理の瑕疵責任というところも問われかねないような状況も見受けられています。  私としては、最後に1つ伺いたいのですけれども、ぜひ山田のコートと併せて、この雨間のグリーンスポーツコート、ここは部分補修ができないということなので、全面になります。そうすると、経費がかかってしまうのですけれども、ぜひ検討をしていただけないでしょうかということで最後の質問です。 151: ◯スポーツ推進課長(長谷川美樹君) お答えいたします。  グリーンスポーツ公園のテニスコートにつきましては、所管をしておりますスポーツ施設の中でも改修の必要性が高い施設であるというところは捉えておりまして、検討に入っている状況はございます。山田グラウンドのテニスコートも含めて、もちろん今後、どういう形でスポーツ施設を長期間どうやって管理していくかというところは考えていかなければならないというふうに考えて現在おりますので、検討していきたいと思います。以上でございます。 152: ◯委員長中嶋博幸議員) ほかに質疑ございませんか。               (「なし」と発言する者あり) 153: ◯委員長中嶋博幸議員) ないようですので、以上で第10款教育費から第13款予備費までは終了しました。  以上で令和元年度あきる野市一般会計歳入歳出決算の認定についての質疑を終了いたします。  ここで説明員入替えのため、暫時休憩いたします。委員は議場内にお残りください。                               午後 1時39分  休憩           ────────── ◇ ──────────                               午後 1時43分  再開 154: ◯委員長中嶋博幸議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、特別会計に入ります。なお、特別会計決算につきましては、歳入歳出を一括して行います。  最初に、議案第94号令和元年度あきる野市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。  質疑がありましたら、どうぞ。辻委員。 155: ◯委員(辻よし子議員) それでは、何点か質問させていただきます。決算書でいうと全体的なことなので324ページから327ページぐらいになるかなと思います。出のほうの保険給付費と、それから、歳入のほうの保険税ですね。この関係を見ると、出のほうの保険給付費が増加の一途をたどっていると。その一方で、入のほうの保険税の減少のほうは減少の一途をたどっていると。その状況が年々悪化しているように見えるのです。昨年度はさらに厳しくなっているのではないかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。 156: ◯保険年金課長(坂本茂美君) お答えいたします。  保険給付費につきましては、今般の医療の高度化、薬剤の高額化、また被保険者のうち、保険者負担額が増える70歳以上の高齢者が占める割合が高くなってきていることから、1人当たりの給付費が増加傾向にございます。保険税収入につきましては、やはり被保険者が減少しておりますので減少しているという現状でございます。今後につきましても、双方を比較しますと厳しい状態にあるのではないかと認識いたしております。以上でございます。 157: ◯委員(辻よし子議員) ありがとうございます。率で見てみると、やはり前々年度よりも前年度のほうが厳しくなっているかなというふうに思います。次の質問なのですけれども、2019年度、昨年度の東京都への納付金、これに占める入のほうの保険税収入ですね。この割合は前年度に比べて率として減少しているのではないかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。 158: ◯保険年金課長(坂本茂美君) お答えいたします。  納付金に占める保険税収の割合につきましては、平成30年度は63.5%、令和元年度は62.3%ですので、約1.2%減少しております。以上でございます。 159: ◯委員(辻よし子議員) やはり納めなければいけないお金に対して入ってくるお金の割合が、これも年々厳しくなってきて、結局、その分を一般会計の繰入金等で補っていかなければいけないということだと思います。広域化によって、これまでのように自治体単位で保険給付を賄うのではなくて、保険給付費に対しては全額交付金という形で東京都からあてがわれると。代わりに東京都から示される納付金を納めると、そういう形になったということです。その結果、恐らく広域化する前よりも負担が増えた自治体と負担が減った自治体があるのではないかと思うのです。論理的にそうなると思うのですね。あきる野市はどちらなのだろうということが非常に気になるわけです。  そんな簡単にはそのどちらだというふうに多分複雑で分からないと思うのですけれども、それで納付金額の算定には自治体間の所得格差とか年齢構成とかそういったものが非常に複雑に反映されているので、自治体の負担が極端に増えたり減ったりはしていないと思います。ただ、今後、区部も含めて一律的な納付金が割り当てられるようになってしまうと、あきる野市のほうの負担は増えるのではないかなと思うのです。こういったことも含めて、広域化したことによるあきる野市影響を今の段階で担当課としてどのように見ているのか、その辺の見解をお聞かせください。 160: ◯保険年金課長(坂本茂美君) お答えいたします。  東京都においては、当面の間、自治体間の所得の格差、年齢構成についてはその差を反映させて納付金額を決定することとしております。しかしながら、広域化を進める上では納付金額や保険税率など一律的な割当てを目指しているというところも事実でございます。東京都での標準保険税率が採用されて単純に広域化を進めるということになりますと、本市のように保険税率の低い自治体に関しましては、被保険者に負担が増えるということが想定できます。したがいまして、今後についても自治体間の差について配慮したものとなるよう、都には主張してまいりたいと考えております。以上でございます。 161: ◯委員(辻よし子議員) ありがとうございます。申し訳ありません。何か当たり前のことを確認したような質問になってしまって恐縮です。東京都の中でもそういう一律化に向けた動きを一方的に進められないように意見を言っていくことも大事ですし、やはり根本的な問題としては国の全体としての在り方かなと思います。以上です。 162: ◯委員長中嶋博幸議員) ほかにございませんか。山根委員。 163: ◯委員(山根トミ江議員) 質疑は特にありませんので意見を申し上げたいのですが、よろしいですか。 164: ◯委員長中嶋博幸議員) はい。 165: ◯委員(山根トミ江議員) それでは、国民健康保険、一般質問等でいろいろ質問してきましたので、今日はこれ、この会計、反対ですので、意見を申し上げさせていただきます。国保会計につきましては国との関係で反対ですので、反対の意見を述べさせていただきます。  これまでも申し上げてきましたように、国民健康保険の加入者は高齢者や無職の人など、収入が少ない方が多く加入していることや高齢者が多く加入していることもあり、医療費の増大など、その財政基盤は脆弱なものとなっています。また、他の健康保険にはない均等割や平等割が課せられているために、ほかの公的医療保険の加入者と比べて保険税負担が重くなっています。また、国保の広域化に伴い、本市では現在の所得割、均等割、平等割という3方式の賦課方式を3年間で平等割を段階的になくし、2方式にし、平等割をなくした分を均等割に上乗せするという国民健康保険税の改定が行われました。  均等割は1人当たりに課せられるために、子どもの人数が多いほど負担が多くなるという仕組みになっています。そうした中、あきる野市では市独自策として18歳以下の子どもに対して第2子以降の均等割の部分を半額にする内容の国民健康保険税の改定が行われました。第2子以降という制限はありますけれども、一定の前進とこの点については評価したいというふうに思います。子どもの人数が多くなればなるほど国民健康保険税の負担が多くなってしまうというのは、子育て支援の観点からも逆行することになると考えます。子どもの均等割については、本来、国の制度としてなくすべきと考えます。国保の広域化に伴い、国が自治体に対して法定外繰入れを段階的になくすよう求めています。法定外繰入れをなくせば、今でも高い国民健康保険税のさらなる引上げが心配されるところです。病気になったとき、誰もが安心して医療を受けられるようにするためにも、高い国民健康保険税は引き下げるべきと考えます。
     高い国民健康保険税を引き下げるためには、国が国庫負担金を増やすことが必要です。また、自治体としても一般会計からの繰入金を増やし、高い国民健康保険税を引き下げるよう、求めます。以上、本会計に対する反対の意見といたします。以上、意見を申し上げて終わります。ありがとうございます。 166: ◯委員長中嶋博幸議員) ほかに質疑がないようですので、以上で令和元年度あきる野市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑を全て終了いたします。           ────────── ◇ ────────── 167: ◯委員長中嶋博幸議員) 次に、議案第95号令和元年度あきる野市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。  質疑がありましたら、どうぞ。山根委員。 168: ◯委員(山根トミ江議員) それでは、この件につきましても再三、一般質問等で質問してきましたので、反対ですので意見を述べさせていただきます。  75歳以上の方を対象とした後期高齢者医療保険制度は、制度発足後、2年ごとに保険料の見直しが行われ、見直しのたびに値上げが行われてきました。その結果、現在の保険料は均等割が4万3300円、所得割は8.8%で国民健康保険税より高い保険料となっています。また、とりわけ収入が少ない方に対する特例軽減もなくそうとしています。さらに国は、現在、1割の窓口負担を2割に引上げようとしています。75歳以上といえばほとんどの方が年金生活者です。高齢になればいろいろなところに故障が起きて医者に行く機会も多くなります。高齢者が安心して医療にかかれるよう、安心できる医療制度の構築のためにも、国庫負担金を増やすべきと考えます。また、広域連合に対しても保険料の軽減を求めるとともに、市独自の医療費の負担軽減策を取り入れるよう強く求めます。以上、本医療制度に対する反対意見といたします。以上です。 169: ◯委員長中嶋博幸議員) ほかに質疑がないようですので、以上で令和元年度あきる野市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑を全て終了いたします。           ────────── ◇ ────────── 170: ◯委員長中嶋博幸議員) 次に、議案第96号令和元年度あきる野市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。  質疑がありましたら、どうぞ。辻委員。 171: ◯委員(辻よし子議員) すみません、何点か質問させていただきます。全体的なことなのですけれども、事務報告書でいうと211ページ、それから、212ページになります。総合事業が導入されてから3年間の推移ですね。これを211ページのこの年間給付件数、要支援1、要支援2の部分です。この訪問サービス、通所サービス、これを2017年、2018年、2019年と見てみました。それから、総合事業としては次のページの10番ですね。介護予防・生活支援サービス事業費の状況、ここの件数を3年間で見てみました。当然といえば当然なのですけれども、介護給付のほうの利用が全体的に減って、こちらの総合事業のほうの利用が増えているということです。そうした状況がある中で、総合事業の地域支援事業と、それから、保険給付の事業、これ、両方行っている事業所が多いのではないかなと思うのですけれども、市内の事業所の中で地域支援事業のみを行っている事業所がどのぐらいあるのか、それから、それを利用されている利用者、できれば実人数で何人ぐらいいらっしゃるのか、教えていただければと思います。 172: ◯高齢者支援課長(遠藤文寛君) お答えいたします。  総合事業のみを実施している事業所につきましては、訪問になるのですけれども、訪問A現行相当としてとあるのですが、訪問Aのみの事業所が1事業所となっております。実際にその実人員なのですけれども、利用者の実人員に関しましては9人となっております。そのうち、るのヘルパーが関わっているケースは7人であります。以上でございます。 173: ◯委員(辻よし子議員) あきる野市においては総合事業と、それから、保険給付のほうの事業とほとんどのところが両方の事業を行っていて、片方だけというのは1つしかないということで、利用者も非常に限られているということが分かりました。  何でこのようなことを質問したかといいますと、実は来月半ば、10月半ばに省令で介護保険法の施行規則の一部の改正が行われる予定になっています。ほぼ決まりかなと思います。4月1日から施行されると。その省令改正では、これまで総合事業、地域支援事業、ここでは要支援だけが利用できていたわけですけれども、要支援だけではなくて要介護、これも保険給付事業のほうに位置づけられると。それが一律に全部位置づけられるわけではなくて、市区町村が認めれば要介護1と2についても総合事業で行えるようになるということで、これ結構影響大きいのではないかなと思いました。  何でそんなことするのかなと思ったら、その理由として国が掲げているのが、これまでの総合事業において介護予防サービスを受けていた人が、要介護になってもそれまでと同じ事業者のところでサービスが受けられる、そのつながりが大事だと。つながりが切れてしまわないように要介護1、2も総合事業のほうに入れるということを理由にしているのですね。それを思ったときに、あきる野市は今でも要支援1、2から要介護1、2になっても同じ事業者がほとんどの場合やっているので事業者は変わらないわけです。そうなってくると、何でなのかというか、あきる野市にとってはどうなのだろうと。市町村が認めればという前提になっていますので、市として今回のこの省令改正についてどのように捉えていらっしゃるのか、その辺の御見解をお聞かせいただきたいと思います。 174: ◯高齢者支援課長(遠藤文寛君) お答えいたします。  国の社会保障審議会介護保険部会において介護保険制度の見直しに関する意見では、現在、総合事業の対象者が要支援者等に限定しており、要介護認定を受けるとそれまで受けていた総合事業のサービスの利用が継続できなくなる点について、本人の希望も踏まえて地域のつながりを継続することを可能とする観点から、介護保険の給付が受けられることを前提としつつ弾力化を行うこと、及び国がサービス価格の上限を定める仕組みについて、市町村が創意工夫を発揮できるようにするため弾力化を行うこと等の内容が明記されたところでございます。  今回の省令につきましては、今、申し上げました総合事業の対象者の弾力化及び国が定めるサービス価格の上限の弾力化について、市町村の判断で市町村が認めた場合、実施することが可能となります。これらの背景には、要介護1、2の方の訪問介護については主に洗濯、掃除といった生活援助中心型のサービス利用が多いことや、地方からの意見で必ずしも要介護者でも総合事業により自立支援を促せるなどの意見から、全国一律の基準ではなく、地域の実情に合わせた多様な人材、多様な資源を活用したサービスの提供を可能にすべきであるとのことがございました。  現在、あきる野市の総合事業につきましては、介護予防のときに提供していた訪問介護と通所介護に加えまして、緩和した基準による訪問型サービスAのみとなっております。また、短期集中予防サービスである通所型サービスCの検討も行っているところでございます。一方で、この総合事業の中には介護サービスのみならず、地域の支え合いの中で実施する通所型サービスBなど、地域の実情に応じて様々なサービスが行えることとなっており、自治体によっては様々な事業が展開されているところでございます。  したがいまして、現状のあきる野市の総合事業の実施状況からは既存の要介護者への介護サービスと大きく変わらない訪問型サービス・通所型サービスの実施のみであることから、直ちに要介護1、2の方が総合事業を使うことで自立支援につながるということはないと考えておりますが、現場の声であるケアマネジャーさんを含む介護サービス事業者や利用者等の声を聞きつつ、必要があれば第8期のあきる野市介護保険事業計画策定委員会において議論してまいりたいと考えております。以上でございます。 175: ◯委員(辻よし子議員) 分かりました。地域によって大分総合事業の在り方も違うので、地域によっては要介護になっても総合事業で受けられるようにしたほうがいいという、そういった意見も実際にあるのだということは分かりました。今のお話では、あきる野市の場合には、すぐにその移行、総合事業に要介護1、2を移すという今のところ急ぐ必要はないので、事業者の意見も聞きながら検討していくということですので、ぜひいろいろな意見、聞きながら判断していただきたいと思います。  御答弁の中に上限額の弾力化のことがちょっと出ていたかと思うのですけれども、総合事業においては保険者となる市町村に対する給付の上限額というのが設定されていて、給付額だけでは、保険給付だけでは不足が生じた場合には、保険者である市町村がその給付を負担しなければならないという、そういうつくりになっているわけです。要介護1、2に対する介護予防事業も総合事業でやることになった場合に、この給付の上限額はどうなるのかと。その辺がとても気になるのですね。結局、給付の分が減って、それを市町村が負担しなければいけないと。国としては、やはり給付を抑えていきたいという思いがあるので、この省令改正の目的の裏にと言うと失礼な言い方ですけれども、給付を抑えたいという中でこういう制度がつくられたのだとすると、よりもっと慎重に、あきる野市がどうするのかということは考えていかなければいけないと思いますので、この辺は第8期のあきる野市介護保険事業計画策定委員会の中でもしっかりもんでいただいて判断していただければと思います。以上、意見です。 176: ◯委員長中嶋博幸議員) ほかにございませんか。松本委員、意見ですか。意見は手短にお願いします。本来、質疑だけなので。松本委員。 177: ◯委員(松本ゆき子議員) 国の介護保険制度に問題があるという立場から反対意見を申し上げます。介護保険は3年ごとに見直し、改正されているのですけれども、改正されたたびに制度が改悪されて利用者の負担が大きくなり、また、利用しにくくなっているということが分かっています。例えばですけれども、3年ごとの改正の先送りになりましたもので介護福祉のところで例えば個室、それから、多床室を介護保険料から外して自己負担にしようという話もありました。あとそれからケアマネジメントも1割負担にということでだんだん保険料が使えなくなってきているということがあります。だから、本当に保険あっても介護なしという状況になっているのだなということがあります。そういう意味からも、やはりもっと安心して介護が受けられるようにすべきだと思いますし、もっと国庫負担金を増やすべきだということで、こういう観点で今回は反対の意見といたします。よろしくお願いいたします。 178: ◯委員長中嶋博幸議員) ほかに質疑はないようですので、以上で令和元年度あきる野市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑を全て終了いたします。           ────────── ◇ ────────── 179: ◯委員長中嶋博幸議員) 次に、議案第97号令和元年度あきる野市戸倉財産区特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。  質疑がありましたら、どうぞ。               (「なし」と発言する者あり) 180: ◯委員長中嶋博幸議員) 質疑がないようですので、以上で令和元年度あきる野市戸倉財産区特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑を全て終了いたしました。           ────────── ◇ ────────── 181: ◯委員長中嶋博幸議員) ここで休憩といたします。  再開は午後2時25分といたします。なお、休憩中に説明員の入替えをお願いします。                               午後 2時07分  休憩           ────────── ◇ ──────────                               午後 2時25分  再開 182: ◯委員長中嶋博幸議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議案第98号令和元年度あきる野市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。  質疑がありましたら、どうぞ。辻委員。 183: ◯委員(辻よし子議員) それでは、何点か質問させていただきます。決算書では446ページから449ページになるのですけれども、今年度、公営企業会計に移行したということで、出納期間がなくなったということです。昨年度の会計において出納期間がなくなったために、これまで出納期間の分は決算に入っていたわけですけれども、その期間の分の出入りが今年度、令和2年度ですね。2020年度の予算に入れられていると、そういうことだと思います。  令和2年度の下水道のほうの予算書、第4条の2を見ますと、特例的収入と支出ということで未収金が1億2276万9000円、それから、未払い金が1億7396万6000円。これが出納期間の分として計算された分だと思います。一方、では、決算書のほうはどうなっているかと見ると、その予算現額と収入済額との差額が1億6671万4134円、447ページの表の一番右下ですね。これになっているので、今年度の予算に入れられた未払い金の1億2276万9000円よりも4400万円、差があるのですよね。この分のマイナス分というのは何なのだろうということが一つと、ちょっと関連するので一緒に言ってしまいますけれども、先ほどの未払い金1億7396万6000円、これが決算書の不用額を見ると2億7048万2443円。これは449ページの不用額ですね。未払い金の1億7396万6000円よりも9650万円、約1億円近いお金が実質的な不用額になったのかなと。では、1億も不用額なのかなと、ちょっとその辺の要するに今年度の予算の第4条の2に書かれている特例的収入と、それから、決算書の収入済額と予算現額との差額ですね。それとの関係。それから、令和2年度の予算書のほうの未払い金、これと不用額との関係、これ、どうなっているのかを教えてください。 184: ◯下水道担当課長(馬場 功君) では、御質問にお答えいたします。  質問の内容に合致する答えが出るかどうか分からないのですが、今回、公営企業会計に移行したことによりまして出納整理期間がなくなりました。ここで、本来出納整理期間に入ってくる料金収入ですとかそういったものに関しましては、今年度に関しまして特例的収入という扱いで取り扱っております。これは今年度のみの取扱いになりまして、来年度以降は未収金、未払い金という扱いになろうかと思います。  一方、出ていくお金につきましても特例的支出ということで、これは今年度の事業で支払いが4月以降になってしまったものにつきましては、全て特例的支出ということで扱っておりまして、これも来年以降は特例的支出というものがなくなりますので、お金の出入りが純粋に出てくるということになろうかと思います。  あと、この差額というお話なのですが、これは実際に入ってくるお金ですね。これを積み上げたものが次年度の予算書に計上されておりまして、これ、出ていくほうに関しましても、実際に出ていくお金、特例的収支というのを積み上げたものでありますので、ちょっとその差額ということの考え方につきまして積み上げによるものなので、関係性というのが今、ちょっとここではっきり答えられないのですが、お時間をいただければと思います。 185: ◯委員(辻よし子議員) 要するに出納期間の間に入ってくるはずのお金ですよね。それが2020年度の決算書からはマイナスという形になるわけですよね。本来であれば出納期間の分は決算に入り込むのに、それで打切りになってしまったので、本来その期間に入ってくるはずのお金は、決算上はマイナスという形になっていると思うのです。それが合えば予算と決算とが大体使われたという、収入が大体合っていたという話になるのだけれども、その差額が4400万ぐらいあるので、これが実質的な当初考えていた予算よりも減ってしまった収入額ということの理解でいいのかということです。それは主に使用料金からなのか、補助金からなのか、要するにこの決算書を見ても分からなくなってしまう、分からないわけですよね。その出納期間の分がまとまってしまっているので。なので、4400万の実質的なマイナスというのでしょうかね。それの主なものが何なのですかという、そういう質問です。まず、その歳入に関していかがでしょうか。 186: ◯下水道担当課長(馬場 功君) お答えいたします。  こちら、特例的収入のまず内訳なのですが、当初予算時が、使用料関係が1億2276万円、これが確定値のところで1億600万まで減少しております。こちらが、その差が約1600万円ございます。特例的支出に関しまして、こちらが当初予算時が1億7390万、これに対しまして確定値が1億4880万ということで、こちらも2510万程度減っておりまして、こちらが合計いたしますと約4000万ぐらいになるのかと思います。失礼いたしました。 187: ◯委員(辻よし子議員) ちょっと今の、ごめんなさい、御答弁、私理解できなかったのですけれども、細かい数字だと余計分からなくなってしまうのでざっくりとでいいのですけれども、要するに4400万ぐらい、予算と比べて決算額、実質的な決算額が減っていると。その主な理由は何ですかという質問なのです。 188: ◯下水道担当課長(馬場 功君) ちょっと今、手元に数字的なものはあるのですが、その具体が、これ主に入るほうについては下水道の使用料ですね。こちらの現年分、あとは滞納繰越分、こういった項目が挙げられます。以上でございます。 189: ◯委員(辻よし子議員) 今のお答えだと主なものは使用料の減収ということかなと思うのですけれども、ちょっとここまでにしておきます。もしかすると私も何か理解を勘違いしているかもしれないので、ここまでに抑えておきます。  支出のほうなのですけれども、支出のほうも先ほど申し上げた未払い金ですか。だから、本来は出納期間に払うはずのものですよね。それを今までは出納期間に払って決算書に載せていたものを決算書に載せられなくなってしまったので、その期間に払うものが決算上は余ってしまっている形になるわけですよね。それが不用額として大きく出るわけです。それは理解できるのです。ただ、その今回の今年度、その出納期間の分を払う額とそれからこの不用額とが1億円ぐらい差があるので、実際の不用額が1億円ぐらいあったという、2019年度はということになると思うのです。その1億円の不用額の主な内容は何なのでしょうかと、そういう質問です。 190: ◯下水道担当課長(馬場 功君) お答えいたします。  減少している金額というのは、これは解釈上、不用額と捉えるかどうか分からないのですが、これが翌年の特例的支出として4月以降に支払われている分でありますので、実際にはそのお金の動きというのは4月以降に発生しております。ですから、予算上、大幅に減っているものについても翌年、4月以降に支払いを行っているものでございます。以上でございます。 191: ◯委員(辻よし子議員) それはちょっと違うのではないかなと思うのですよね。なぜかというと、今年度の予算に出ている未払い金、これが1億7396万6000円なわけです。この1億7396万6000円が未払い金だから出納期間のために3月時点では払っていなかったものということですよね。ですから、その分とほぼ同じぐらいのお金が不用額として2019年度の決算書に載っていればいいのですけれども、それよりも1億円高いお金が不用額として載っているので、その差は何なのでしょうかという質問なのですけれども、どうしましょうかね。 192: ◯委員長中嶋博幸議員) 暫時休憩いたします。そのままお待ちください。                               午後 2時39分  休憩           ────────── ◇ ──────────                               午後 2時52分  再開 193: ◯委員長中嶋博幸議員) ここで再開いたします。  ここで休憩といたします。  なお、再開は午後3時15分といたします。                               午後 2時52分  休憩           ────────── ◇ ──────────                               午後 3時15分  再開 194: ◯委員長中嶋博幸議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  下水道担当課長。 195: ◯下水道担当課長(馬場 功君) 先ほどは議事の進行に大変御迷惑をおかけいたしまして大変申し訳ございませんでした。  では、改めまして先ほどの質問に対して答弁させていただきます。特例的収入と特例的支出は令和元年度に原因があるもので、収入と支出の差が翌年度になると見込まれるものについて計上しております。実際、令和元年度に入っているものであります。予算の都合上、特例的収入は実際の見込みよりも少なく計上しており、また、特例的支出は予算が不足しないように実際の見込みより多く計上しているところでございます。これが打切決算において不用額として1億300万円計上されているところですが、実際のところ、不用額は当初予算時には1億300万円、これに特例的収入1億2200万を足したもの、これから特例的支出1億7000万円を引いたもので、約5200万円となるものでございます。9月の補正時にはそれが確定したために1億300万円、これに特例的収入1億600万円を足したものから特例的支出1億4800万円を引いたもの、これ、すなわち約6100万円になりますが、こちらが不用額となるものでございます。以上でございます。 196: ◯委員長中嶋博幸議員) 辻委員。 197: ◯委員(辻よし子議員) ありがとうございます。今年度の予算と決算書で見る不用額よりも実際はそれほど大きくなかったということが分かりました。初めてだったので私のほうでも9月に補正されているということについて気づかなかったので、ちょっとその辺も誤解を生んでしまったかなと思います。申し訳ありません。  あと2問ほど質問あります。事務報告書のほうの284ページになります。ここに維持管理経費がいろいろ出ているのですけれども、この中で2つほどちょっと気になったことがあったので質問させていただきます。8の(1)の委託関係の中の水質検査委託なのですけれども、これがここのところ、20万円ずつ、だから、1割以上値上がりしているのですね。それで生活環境のほうの水質検査、こちらも人件費等で上がっているのですけれども、0.1割ぐらいだから10倍違うということで、箇所としてはむしろ減っていたりもするので、何でこの1割以上も値上がりしているのかということを教えてください。 198: ◯下水道担当課長(馬場 功君) お答えいたします。  こちらの金額増加の要因ということでございますが、こちらの人件費に関しましては前年度比5%平均で上がっておりまして、それに加えまして消費税の増加分等が含まれております。あと事業全体の内容が多少変化している部分も考慮して増額というのはあるのかなというふうに感じております。また、今、委員のほうで生活環境課の話が、水質検査の話が出たところなのですが、下水道の水質検査というものは基本的に事業所と、あと下水道の幹線の水質、水の採水を行っていることもありまして、こちらにつきましては、幹線道路で行ったりですね。車の往来が激しい道路で行ったりする場所がありますので、そこに交通整理員を配置して安全確保した上で採水を行ったりしておりますので、ちょっと危険な現場がかなりあるということで、その辺の安全管理に対する経費というのは若干高いのかなというふうに思っております。以上でございます。 199: ◯委員(辻よし子議員) 生活環境のほうの水質検査よりも人が余計使われていて人件費の分が1割以上の値上がりにつながっているというふうに理解しました。ここは結構です。  同じページのこちらの事務報告書の下から2番目の水洗化管理図修正及びデータ更新委託なのですけれども、こちらも2017年度が前年よりも19万、それから、2018年度がさらに18万、値上がりですね。そして、2019年度は40万円値上がりしています。全体の額、見ていただくと400万ぐらいですので、その中の40万、値上がりしているということで、これは水洗化の管理図の修正とデータ更新ですので、なぜ昨年度ですね、この40万円も値上がりしたのかどうか。ここに件数が上の9の(2)ですかね。排水設備工事、ここが水洗化、新しくしたところの数として出ていると思うのですけれども、この完了件数、これを2017年、2018年、2019年と見てみると、2019年は減っているのですね。昨年度、2018年度が499、それが2019年度は326に減っています。なのに、40万円も上がっていると。この理由は何なのでしょうか。 200: ◯下水道担当課長(馬場 功君) お答えいたします。先ほどの水質検査の際にも申し上げましたとおり、こちらの人件費が同様に5%以上、上昇しております。また消費税の改定に伴った分も上昇の要因かと思われます。あと排水設備の申請件数に対して、そのデータ更新の上昇が大きいのではないかというところなのですが、これ、その年々で申請に含まれるもの以外、例えば開発行為ですとかそういったもので地形図が変わる、もしくはそういったものの修正が大幅に入るようなときに単価が上がるということも考えられますので、ちょっとここが今年度に限って高い、その要因であるかどうかというのは今の時点でははっきり申し上げられないのが現状でございます。 201: ◯委員(辻よし子議員) 本来であれば、地形図とかその大きな値上がりの要因になるものが昨年度あったのかどうかというのを把握していただいて、こういうふうに地形図とかの開発行為とか多かったので40万円上がっていますということの理由、説明がね、本来であればされるべきかなと思うのです。担当のほうで昨年度、そういうこの水洗化管理図について大きな変化があったのか、なかったのかが、ここで明らかにされないということ自体がちょっとどうなのかなと私は思います。特にですね、この水洗化のこの管理図ですね。同じ業者さんが毎年取ってらっしゃいます。入札ですけれども、同じ業者さんが取ってらっしゃるということもちょっと気になるのですね。なので、今のお話ですと、その開発行為とか地形図とかそういうものがあれば上がるのだということですので、では、ここ何年か続けて上がっていて昨年は特に上がっていることについて実際にどうなのかということを後ほどで結構ですので、はっきり示していただければと思います。ここについてはこれで終わりです。あと最後、1件だけです。よろしいですか。  固定資産税のほうの財務書類関係の質問なのですけれども、固定資産台帳、こちらのほうに関して下水道のほうでもいずれ載せていくことになると思うのですけれども、道路とかほかの公共施設と同じ形式で載せていただけると非常に見やすいのではないかということでこれまで意見述べてきました。その後、進展がどうなっているかを教えてください。 202: ◯下水道担当課長(馬場 功君) お答えいたします。  現在の進捗に関しましては課内で検討しているところでございます。その内容につきましては、以前にも市の公開している固定資産台帳を参考にということも答弁したかと思いますが、こちらですね、比較してみますと下水道のような占用物件が同様の表示の仕方、公開の仕方というのが非常に難しい部分があるということと、あと先行事例でこういったものが公開しているものがあるかどうか、今、調査中なのですが、今のところこれだというものがあまり見つからないのが実情でございます。ですので、ちょっとその性格を考えますと公開の仕方、できたとしてももう少し形態を変えてやるような形を取らざるを得ないのかなというのが現状でございます。 203: ◯委員(辻よし子議員) ありがとうございます。私も幾つかの自治体の固定資産台帳を見たのですけれども、確かに下水道、道路と同じような形で表記しているところ、私もちょっと見つけられなくて、別の形にはなっているのですけれども、非常に分かりにくい形で公表してらっしゃる自治体もあるので、たとえほかの固定資産台帳と違う形になったとしても、分かりやすい形での台帳に載せるような形にぜひしていただきたいと思います。これ、要望として申し上げます。以上です。 204: ◯委員長中嶋博幸議員) ほかに質疑ございませんか。               (「なし」と発言する者あり) 205: ◯委員長中嶋博幸議員) ないようですので、以上で令和元年度あきる野市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑を全て終了いたします。           ────────── ◇ ────────── 206: ◯委員長中嶋博幸議員) 次に、議案第99号令和元年度あきる野市テレビ共同受信事業特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。  質疑がありましたら、どうぞ。               (「なし」と発言する者あり) 207: ◯委員長中嶋博幸議員) 質疑がないようですので、以上で令和元年度あきる野市テレビ共同受信事業特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑を全て終了いたします。           ────────── ◇ ────────── 208: ◯委員長中嶋博幸議員) 次に、議案第100号令和元年度あきる野市秋多都市計画事業武蔵引田駅北口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定についての件を議題といたします。  質疑がありましたら、どうぞ。ないようですか。奥秋委員。 209: ◯委員(奥秋利郎議員) 失礼ですが、質疑がもしおありならその後、意見を申し上げたいと思っています。 210: ◯委員長中嶋博幸議員) 辻委員。 211: ◯委員(辻よし子議員) 4点ほどあります。1点目なのですけれども、決算書の498、499の繰入金のところで、一般会計繰入金なのですけれども、当初予算では1億4669万7000円ということで約1.5億ですね。だったものが収入済額では2億2524万1000円になったということで増えているわけですけれども、結局不用額が1億円ぐらい出ていますので、補正で繰入れをして、だけれども、結果的に1億余ったというふうに見えるのですね。これはどういうことなのか、教えてください。 212: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  お手元の資料、498ページに歳入の部分、3繰入金7854万4000円ございます。また、503ページ、歳出の部分、最下段になりますけれども、不用額1億961万4914円ございます。まず歳出のほうでございますけれども、3月の補正予算で、これは年末から年明けにかけて予算編成を行うわけでありますけれども、国・都支出金や事業費などの減額補正を行いました。その際、その段階で、では、事業の一部中止の影響で年度末に向けての事業の見込みが不確定であったという状況がございました。このため、歳出予算に関しましては安全枠として一部を保留していたわけですが、実際にはその予算を使い切ることなく年度が終了したという状況で、結果として約1億900万、残ってございます。
     その一方で、歳入につきましては、繰入金を予算どおりに満額を繰り入れていたということになります。ここで繰入金に関しましては、令和元年6月補正で国・都支出金が25%削減された影響で、ここで繰入金を440万円増額しております。また、年度末、令和2年3月の補正予算におきましては埋蔵文化財調査、これを繰り越した関係がございまして、国・都支出金、これも繰り越した関係で繰入金の増額を行わなければならないという状況で、この際、7414万4000円、繰入金を増額しております。合計で7850万4000円となりますが、歳出、結果的に1億9000万円の不用額が生じたという結果からしますと、満額の繰入れは行わなくてもよかったのではないかということも言えるところでございまして、委員御指摘の部分はそのとおりだと思います。踏み込んで相殺する余地はあったのかなというところでございます。以上でございます。 213: ◯委員(辻よし子議員) 分かりました。事業が大きく動いたというか、見直しとかそういう中でなかなか予測不可能なところもあったし、ほかのいろいろな業務もあったと思いますので、こういうことになるのも致し方ない面もあったかなと理解しております。説明のほう、よく分かりましたので結構です。続けていいでしょうか。  501ページの歳出のところの1の2の1、01武蔵引田駅北口土地区画整理事業経費の中の事業・業務委託料、オオバに委託しているものです。これに関しては、先日、議会に対しての内訳の資料を頂きました。事業推進業務委託内訳ということで頂きました。まず、その資料の内訳の2番にある事業計画・換地関連業務、この中の仮換地指定についてなのですけれども、この仮換地指定の通知書と調書作成。仮換地指定通知書と調書作成、これは半額になっています。一方、通知書作成は満額になっているのですね。仮換地指定はまだ行われていないという中で通知書は満額になっているのはなぜかという質問です。 214: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  業務委託に関しましては、仮換地指定等調書作成と今、御指摘あったものが仮換地指定等通知書作成でございます。昨年10月までの段階では、10月に審議会を開いて10月あるいは11月に仮換地指定を行う直前であったのですが、その後、一時中止ということになりまして、仮換地指定個人宛ての通知書についてはほぼほぼ作業、行っておりまして、最終的な審議会への審議、残っているのですけれども、ほぼほぼ出来上がっておりまして、成果として審議会を経た上での仮換地指定の変更は残っておりますが、出来上がっていたものですから、これは執行額として執行いたしました。  また、1点目の仮換地指定等調書作成、半額になっている部分ですけれども、その中には仮換地指定等調書作成3件ございまして、1点目がこれで、2点目は仮換地指定概要書作成、3点目は道路管理者通知書作成、3点ございまして、このうち仮換地指定等調書は先ほど申し上げた通知書とセットのものでありますので、ほぼほぼ出来上がっておりました。残る仮換地指定概要書と道路管理者通知書についてはまだ未作成であったものですから、令和2年度へ送っております。以上でございます。 215: ◯委員(辻よし子議員) 今のことについて、またちょっと後で述べますけれども、もう一つだけ先に質問しておきますと、仮換地指定要領、これの作成料、作成費、これもゼロ円になっています。仮換地指定要領の作成費、これがゼロ円になった訳を教えてください。 216: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  仮換地指定要領につきましては、これは令和2年度へ結果的に送っております。これは仮換地指定を行う際の事務手続に関するものでございまして、仮換地指定、最終的な仮換地指定に密接に関連するものでありますので、令和2年度へ送りました。仮換地指定要領は、当初、令和元年秋の仮換地指定に向けて10月の土地区画整理審議会に提出する予定でありましたけれども、令和元年度内の仮換地指定が見込めなくなったことから令和2年度へ順延したものでございます。以上でございます。 217: ◯委員(辻よし子議員) 今の御答弁をお聞きして、私としてはオオバへの委託の順番が何か違うのではないかなと思うのです。なぜかというと、昨年の7月に9件の意見書が出されているわけです。換地に関してですね。案に対してもっとこういうふうにしてほしいとか、その9件の意見書をその後、審議会にかけてどうするかと。場合によっては設計図を変更すると、そういう作業が残っていたにもかかわらずですね、事務局が作った案どおりに行くだろうという予測の下に通知書を作成したというふうに聞こえるわけです。  一方で、仮換地指定の基準になる要領ですよね。形式的なものということなのかよく分かりませんけれども、本当は要領に基づいて仮換地指定ってされるわけですよ。要領はまだできていないと。要領できてなくて意見書も審議していないのに通知書だけは先に作ると。これ、おかしくないでしょうかね。順番としていかがですか。 218: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  まず1点目の仮換地指定要領につきましては、今、委員御発言のあったように事務的な作業の手順を定めるものでありまして、これを定めている市町村、定めていない市町村もある中で、今回、引田についてはあらかじめ定めるとしたもので、通知書の発送の手順とか、その発送簿が発送したものが届かなかったときの取扱いとか、あるいは仮換地指定の効力の発生の日をいつにするかというところの定めでございまして、というもので事務的なものでございまして、もう一点目の9件の意見要望書、ございまして、当然審議会に諮った上での最終決定になるのですけれども、この辺は確かに御指摘のように先走ったというか作業を進めてしまったところはありますけれども、9件以外の方についてはほぼ固まっていたものですから、作業は進めて一定の成果物があったということになります。以上でございます。 219: ◯委員(辻よし子議員) 事務的なものであってもですね、要領ができていないのに先にそういう通知書ができてしまうというのはやはりおかしいですよね。この区画整理、早く進めるということで効率的な形で順番を決められたのだと思うのですけれども、やはりその辺は本来あるべき手順をきっちり踏まないとおかしなことになると思います。だって、通知書ができていて、その後、9件のね、審議するということですから。今後、しっかりその辺は本来の手順に従ってやるようにしていただきたいと要望しておきます。  あともう一つですけれども、同じページの一番下の公共施設等整備工事8361万2100円になります。これは13街区ほか整地及び排水工事に充てられているものだと思います。当初予算では1億1309万3280円、これが8261万2100円に減額になりました。当然、一時的にストップして本来頼んでいた業務が減ったということで、その実際に行った業務に対して支払われたということだと思います。その差額の3000万なのですけれども、要するに2019年度にやらなかった分が3000万として浮いたというか。それを使ってできなかった工事ができるかというと、実はそうではないようなのですよね。要するにやらなかった分として3000万ということではなくて、実はその8361万の中に当初予定していなかったものも含まれていたり、それから、工事を中断したために余計にかかってしまった経費も入っていたりするということになると思うのです。その2つについて大まか幾らぐらい、要するに余計というか、予想外で出た支出が大体幾らぐらいあるのか、教えてください。 220: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  委員御指摘のように不用額として3000万少し残っておりますけれども、それは令和元年度末での出来高によるもので、それは当然できなかった分は令和2年度へ先へ送ってやることになるのですけれども、工事という性格上、当初、予想し得なかったものも現場で発生していきますので、単純にその分は上乗せされた執行額9800万円だったと思うのですけれども、その当初予想し得なかったもの、3点ほどあります。まず1点目は、工事の一時中止に伴う諸手続というか作業というか、ちょっと請求書からあらあら拾ったものでそっくりそのまま上乗せとは限りませんけれども、一時中止にかかった経費、約600万円ほどだと試算しております。また、地権者対応、発生したものに関するものは約130万円ほどだったと思います。その他、警察協議等が発生してやむを得ず作業量が増えたものが約660万円程度かな。工事の中には当初予定していなかった、予定していたけれども、実際現場で発生しなかったもの等々もありますので、そっくりそのまま上乗せされたかというところはその限りではありませんけれども、大体概要は以上でございます。 221: ◯委員(辻よし子議員) ありがとうございます。工事中止に伴うものが約600万で、その後、地権者対応130万、これは工事中止に関してということではなくて、多分地権者から例えばほこりが飛んでくるのでネット張ってほしいとか、そういうことでよろしいでしょうか。 222: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) 2点目の地権者対応につきましては、調べる前はほこりが飛んでくるための防塵ネット等と予想しておりますけれども、それは当初計画で見込んでおりましたので、この130万は地権者が家の出入りするに当たりまして支障となる門扉や植木を移設したりとか、出入りしやすくするための現場工事ということになります。現場から御自宅へ入るための工事ということになります。以上でございます。 223: ◯委員(辻よし子議員) 分かりました。そうすると、8361万から工事中止に伴う費用として600万を引くと7000万、8000万近いですけれども、7700万ぐらいなのでしょうかね。それが全部にかかった工事費なのだけれども、実はそのうちの1割は予定していなかったものが入っていると、そういうことだと思うのです。ということは、今後の工事においてもですね、予定しているものの1割近くというか、もしかしたら余計にかかるかもしれないというふうに思えるのですけれども、そういう理解で間違っていませんか。 224: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えします。  そうですね。現場進める上で予想し得ないものが出てくる可能性はありますので、このレベルで毎年増えていくのかというところについてはその限りではありませんけれども、増えるリスクというのはあると思います。あと先ほど私、数字を間違えまして、工事費の出来高9800万円と申し上げましたが、8361万2100円の誤りです。申し訳ございませんでした。 225: ◯委員長中嶋博幸議員) 堀江委員。 226: ◯委員(堀江武史議員) 幾つか質問させていただきます。決算書501ページ、一般職人事管理経費がありますけれども、昨年の市長選挙において市長が替わられて工事が1年延期になるということは、この3300万円は確実にやはり1年間余分にかかるということでよろしいでしょうか。 227: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  御指摘の一般職人事管理経費、約3300万円につきましては、1年間の人事管理費でございまして、一時中止を受けて工程の再構築を行って、今、約1年遅れで事業を進めております。これを1年間、挽回できるように努力をしておりますけれども、このまま1年間延伸した場合は、この額が追加で発生すると考えてよろしいのかなと思います。以上です。 228: ◯委員(堀江武史議員) またそれ以上延びないようにぜひ努力していただきたいなと思います。さらにもう一点。午前中、田中副委員長が頑張っていただいた給食センターのお話なのですけれども、工期が1年間延びたということは給食センターの建設もやはり1年、確実に遅れるということで間違いないのでしょうか。 229: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えします。  全体工期、1年遅れておりますけれども、給食センターに関しましては確実に遅れるということはこの場では申し上げられません。当初予定に挽回できるように今、最大限努力しているところでございます。以上でございます。 230: ◯委員(堀江武史議員) ありがとうございます。担当の方、教育委員会の皆さんも一生懸命挽回しようとしてやっていただけると思っておりますので、お願いしたいなと思います。さらにちょっと先ほど辻委員の質問の中でもありましたけれども、中止にしたことによって、さらにほかに余計にお金かかっているというようなことはないのでしょうか。 231: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えします。  現段階で私が把握している中では、主なものとしては先ほど申し上げた一時停止に伴う工事の増額分と理解しております。以上でございます。 232: ◯委員(堀江武史議員) 先ほどの答弁だと大体1300万ぐらい余計にやはりかかってしまっているということも分かりました。あと昨年、台風19号で大きな被害を受けて床下浸水寸前まで行ったのですけれども、その後の対応策はしっかり今年、台風が来ても大丈夫な対応は取れていますでしょうか。 233: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えします。  昨年、台風19号の際に近隣地権者のお宅へ雨水が流れ込む直前でとどまったということがございまして、その反省を踏まえて早急にそのお宅へ迷惑がかからないような措置は講じておりますので、恐らく大丈夫なのかなと思っております。以上でございます。 234: ◯委員(堀江武史議員) 余計にまたそこで水が行ってしまうようなことがあれば取壊ししなければいけない家でも損害賠償請求、また来たりするのでね。ぜひ対応していただいてよかったなと思っております。さらに止められてしまった業者の皆さんから、今後、まだ損害賠償請求が出てくるかもしれないということは、想定はしているのでしょうか。 235: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  事業の一時中止ということで、御負担、御不便かけた方、かかった方いらっしゃいますので、想定しているかというと、完全にないと言い切れないなというところで認識しております。以上でございます。 236: ◯委員(堀江武史議員) そういう心積もりでいていただければ、万が一そういうことが起きたときも迅速にいろいろな対応ができるなと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。この事業、一刻も早く進めていただきたいというのがもう地域要望ですし、しかしながら、でも、今、建てている家にですね、住んでいる家に1年でも長くいたいという人もいますので、しっかり説明会、また開いたりしますので、そういうところで皆さんの意見をしっかり聞いて個別対応も、一般質問の中で言いましたけれども、対応していただけるということなので、ぜひしっかり対応していただきたいなと思います。しかしながら、住民の中にはまだまだ不信感を抱いている住民の方、たくさんいらっしゃるということもぜひ幹部の方は認識していただきたいなと思っております。以上です。 237: ◯委員長中嶋博幸議員) 田中委員。 238: ◯委員(田中千代子議員) 今、辻委員と堀江委員のほうから様々質問出ましたので、私も不用額の件とか、それから、一般人事の件とかというのは確認したいなと思っていた点でしたので、よく理解できました。それで、この事業は検討委員会のほうでその見直しを、目的は市の負担額の軽減という削減ということをテーマに検討されましたけれども、この一旦止めて見直しをしたことに対してのメリット、デメリットで挙げられるものがあるとしたら挙げていただきたいと思います。 239: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  事業一時中止に伴うメリット、デメリットということでございますけれども、メリットとしては、あきる野市武蔵引田駅北口土地区画整理事業見直しに関する検討会議のテーマでありました市の負担を軽減する事業費を削減するということについては約2億2000万円ほどの事業費の削減が実現できたので、それは目的を達成したのかなと思います。また、デメリットといたしましては、やはり地権者の方の移転が1年遅れたこと等が、これから挽回するにしても地域の方々との信頼の中で少し課題を残したのかなと思っております。以上でございます。 240: ◯委員(田中千代子議員) メリットとしては、2億2000万の削減ができたと。デメリットとしては、地権者の皆さんの計画が1年遅れてしまったというふうなことを今、挙げていただきました。決算ですので、本事業については、事業は遅れたのだけれども、予算の支出額に合う事業はそれなりに執行されているということが先ほどの質疑等でも、見通せない中でもきちっとやってきたのかなという部分はありますけれども、ただ、その工事がスタートしてから突然一時中止されたということは、この疑問が残っています。市長選の民意も考慮しなければならないという状況もありますので、これは本当に公約を実現したい気持ち、この市長の気持ちは分からないわけではないですけれども、しっかりと準備した上で慎重に動くべきではなかったのかと、そんなふうに思っております。  あきる野市武蔵引田駅北口土地区画整理事業見直しに関する検討会議で一定の事業費削減ということで、ストップしてから年度が替わってから実質の工事が再開されましたけれども、先ほどもデメリットの中で挙げられましたけれども、居住者の移転が1年遅れたということで、これは本当に地権者お一人お一人の計画も1年間遅れてしまったと。これによって、やはりこれまで築いてきた協力関係、信頼関係が止まってしまったというふうな感があります。そういう部分では、この部分は数字には表せませんけれども、大きな損失ではなかったかなと思います。これは意見です。以上です。 241: ◯委員長中嶋博幸議員) 関連で、辻委員。 242: ◯委員(辻よし子議員) ここではっきり確認しておきたいのですけれども、市長選があって、この事業の見直しがあって1年遅れたという言い方が非常によくされるのですけれども、それだけが原因で1年遅れたのかなという思いもずっとあるのですね。というのは、コロナもあって審議会がなかなか開けなかったということもあると思います。それから、もともと11月に仮換地指定というお話でしたけれども、市長選があったのは10月ですよね。そうすると、1か月で仮換地指定できたのかなと。  先ほどの9名の意見書、これ2回、審議会開いているのですよね。3か月、結構かかっていると思います。3か月ぐらい。そうすると、市長選というか市長が見直しをしないということであったら本当に順調にできていたのかなと。いろいろ考え合わせると、あきる野市武蔵引田駅北口土地区画整理事業見直しに関する検討会議をやったがために1年遅れたという言い方は正確ではないのではないかなと。それも大きな要因でありながら、ほかにもいろいろな要因があり、結果的に1年遅れたという言い方が私は正確ではないかと思うのですけれども、それはいかがでしょうか。 243: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えします。  御指摘のとおり、あきる野市武蔵引田駅北口土地区画整理事業見直しに関する検討会議を経た上で最終的に1年遅れていますけれども、要因全てが、一時中止して、あきる野市武蔵引田駅北口土地区画整理事業見直しに関する検討会議やったわけではなく、確かに当初、市長、就任する前の11月仮換地指定というふうに向けては、恐らく正直なところ、1か月でできたかどうか疑問なところがありますので、そういったいろいろな複合的な要因も含まれていないとは限りませんので、委員御指摘のとおり、中止だけが1年遅れた原因ではないなというふうに認識しております。以上でございます。 244: ◯委員長中嶋博幸議員) 関連で、田中委員。 245: ◯委員(田中千代子議員) 先ほどの辻委員のお話で、私が、あきる野市武蔵引田駅北口土地区画整理事業見直しに関する検討会議を開いたがために1年間遅れたというふうに捉えたとしたら、そういう意味で言っているわけではないです。先ほど辻委員もおっしゃったように、やはり様々な要因があったけれども、そのあきる野市武蔵引田駅北口土地区画整理事業見直しに関する検討会議できっちり見直されてメリットもデメリットもきちっと出して、その上でまた工事が始まったという流れ自体を否定しているものではないですけれども、ただ、やはりそのことによって、どういう人たちが不安になったり、また、負担が大きくなったりという、気持ち的にですね。そういう部分が大きかったのではないかなということを申し上げたいと思いました。 246: ◯委員長中嶋博幸議員) 関連ですか。議員同士の討論の場ではないので、執行部に対しての質疑でお願いします。辻委員。 247: ◯委員(辻よし子議員) 執行部への質問にならないかもしれないのですけれども、今、副委員長がおっしゃったことは非常によく分かります。ただ、ちょっと論点がずれているかなと思ったのですけれども、要するに1年遅れたのは市長が見直しをしようなんて言い出したから1年遅れたのだという、そういうことが独り歩きしているのではないかなということで、その辺は訂正する必要があるのではないかということであえて質問させていただいたということで、遅れたことが、いろいろな要因で遅れたことが地権者の負担になっている、不安を与えているということは私もそのとおりだと思います。ということで確認させていただきました。 248: ◯委員長中嶋博幸議員) 分かりました。奥秋委員。 249: ◯委員(奥秋利郎議員) どなたがどうということではないと思っています。実は私も一議員としては見直すべきということをこの本会議の席でも何度も申し上げてまいりました。そして、その結果、市長選で新市長が誕生して、その結果、こういうふうになったのだと思っています。結果的には2億2000万、私はこの金額は少なくて不満ですがね。でも、見直されたことは結果的にはよかったのではないかと思うのです。何度も過去の話の中に、地権者が訴えるとか工事をしている人が訴えると言うから、訴えてみればいいではないかと市民にも何人も申し上げました。訴えたらそのときの結果は、皆さんはどうかもしれませんが、私たちは勝てる自信があるのだと言って以来、その人は言わなくなったのですがね。ある不動産業者の方ですけれども。そうですから、一概にそういう言い方をするのは違っているのではないかなというふうに思います。  そして、本来、私、ここで意見を申し上げさせてもらいたいと思っているのです。それはどれかといいますとね、以前の話からしますと、皆さん、奥秋がそんなことを言ってとおっしゃるかもしれないが、こうやって見回してみますとね、この引田の区画整理は何度も申し上げていますけれども、基盤整備に反対ではないと言って意見を申し上げているつもりなのです。でもね、伺うと250人足らずの地権者がおっしゃっていることで、その人たちは全部得だけれどもね、この起債ということについては8万人の市民が負担するのですよ。だから、8万人の市民との意見ということを考えれば、額は違いますが、平均すれば1人5万円にもなるのです。ですから、もうちょっと早く時の首長さんが耳を貸していただければ、ここまでこの議会の中も割れることはなかったのではないかと思うのですよ。何度も申し上げました。  それはどういうことかと言いますとね、あの引田地区という場所もそうなのですが、あそこに今日も先ほど申し上げました主要地方道五日市街道から北へ向かって約130メートルの間はありますが、そこから踏切まで、さらに踏切を越えて阿伎留医療センターの角というところまで、いわゆる藤谷街道というところ、工事というのは、あそこのところへ通っている都道165号線の話はね、少なくとも私が五日市町議会議員になった、なったのは昭和62年ですが、この話を出たのは平成の初めだったと思うのですよ。そんな長々しゃべらないつもりでいますが、ちょっと聞いてください。  その当時はね、ここにいる中で議会にいたのは私と現市長っきり、いませんでした。現市長は秋川市議会議員、私は五日市町議会議員でした。時に何の問題だったかというとね、東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合の谷戸沢処分場を造る問題で都道165号の話を出したのです。それは今の主要地方道7号線、五日市街道ですね。これが伊奈の坂上から真っすぐに行く橋はなかったのですよ。あの横沢という地内はね、バスがやっと擦れ違えるような狭い道路だった。恐らく企画政策部長は御存じだったと思うのですね。五日市におられたのですよね。あの当時。  お分かりだと思うのですけれどもね、あそこの道はえらく狭い道だったのですが、そのときに都道165号線というのは伊奈、坂上から北へ向かいまして、臼井酒屋さんを過ぎたところから、あの伊奈の中平というところはね、乗用車すら擦れ違えないような狭い道だったのです。それが都道165号だったのですよ。だから、五日市の者はね、阿伎留医療センターに行く道をね、何とか広げてもらいたいというのが切なる願いだった。その頃に戻るのですよ。そっちのことはやらないでね、東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合に属している自治体は自分のところのごみは困るから谷戸沢に埋めさせてくれと言ったの。そのときに私たちはね、あれを直してくれと言ったのだ。通っていいから。そういう話をしたのを覚えていますよ。私は首長さんたちが五日市の庁舎においでいただいてね、その方々の前で私、30分ぐらい1人でその話、しましたよ。  それで、その頃からの話で今回の区画整理が引田にできたのに引っかけますけれどもね、あの脇を通っている道はつながって広くなるべきだと思っているの。そのことが解決できないであそこだけのことを言うから、先ほども言いましたが、都市計画道路、秋3・4・13号線の話をせめてあそこでも広げれば、流域にたった一つしかない公立病院ですね。阿伎留医療センターに行く道がどうやら救急車で通れるようになっているのです。今は難しいですよ。まだ遠回りしなければ。そういうことがあるのだから、あの引田の区画整理についてはもうちょっと慎重に考えていただきたいということで私たちはいろいろ言っているのです。決してね、引田の方々の邪魔をしようと言っているのではないのです。  で、これに対する約40億円だったですね。初めは。この起債はね、8万人の市民で返せば1人5万円ずつかかるのですよ。このことをちっとも言わないで二百四十何人かの地権者が九十何%得しているなんて、笑わせるなという気持ちなのです。みんなで考えましょうよ。市民のこと。二百四十何人ではないのだ。大事なことは8万人の市民がどうなるかですよ。そのことを私たちは言っているのです。  損した、損したと言うけれどもね、市長に、今度の市長になってくださる前から前市長にも申し上げていますよ。何とか考えられないかって。裁判したかったらしてみたらいいと思っているのです。私はね、自費を投じても澤井君は訴えるつもりでいますよ。そうなった暁には。地権者だけではないのだ、それではなくてみんなが仲よくしてこのことを解決しようという気がなければ駄目。違いますか、皆さん。  ですから、私も強く言えば、名前を言っては失礼ですから言いませんが、こちらの方々はね、何だか市長が9月3日にどこだかのスポーツクラブ行ったとか行かないとか、そんなふうなことまで言っていますがね、何が何でも選挙で負けたから相手になるのだというのではこれは解決しませんよ、こんなことは。やはりどうやったら自主財源を確保することができるか、心を一つにして町をよくしようと思わなければ幾らやったってできない。  皆さんがね、邪魔すればしたっていいのですよ。この前も暫定予算はいいのだと、今の委員長はおっしゃいましたがね、違っていますよ。でも、どうしてもそうするのならしたっていいのだ。今ね、中村副議長がそばで短くしろと言っていますけれどもね、でも、ぜひ分かってもらいたいの。そんなことばかり言ったって駄目。もし暫定やるならやってみればいいのだ。やってみればいいの。だけれども、そんなことをしたら損するのは市民なのだよ。だから、そんなことをしては駄目だと、この間の予算委員会でも言ったの。だから、仲よく早くしてさ、意見の違いはあるけれども、少しでも話し合ってうまくするようにしなければ駄目だと思っている。  今、一番大事なのは、どうやってこれを早く解決するように持っていくか。どうやって財政支出を抑えるか、どうやって財源を確保するかに尽きる。それ、できなかったらね、幾らやったってできないですよ。そんなことは皆さん、よく分かっているでしょう。ですからね、私はあえて意見を言わせてもらえれば、今回のこの問題については、何とかできるだけ早く引田のことをするには、市長の御英断で2億2000万も安くすることができた。確かに人件費は余計出ているかしれない。でも、2億2000万とバランス取ったら得したほうは多いでしょう。公用車を使わなくなったことでたとえ400万でも500万でも浮いたのですよ。市長はそれで考えている。でも、何だって負けたのが悔しくてやっているのはね、皆さん、少しそんなことでいろいろなことを言ったら疑われないですか。資質が。中村副議長が見て一生懸命合図していますがね、これはぜひそんなことを言わないで分かってもらいたい。  私は言いますよ。これ、今ね、恐らくね、聞いていると思うの。後からね、ビデオで見ることができると思うの。言いますよ、みんなに。何、これは撮っていないの。撮っていないのですか。そうですか。すみません。では、短くしましょう。見ているかと思って強く言おうとしたのですが。でもね、このことから考えたら私はこの引田の区画整理にできるについてはね、五日市の人間としては165号の早期完成、3・5・2をつなげてもらうこと、さらには先ほど言いました都市計画道路秋3・4・13号線の整備を一刻も早く努力していただくこと。  金額によるとね、先日の一般質問では1億6600万円が工事費を算出しておられるという話でしたね。しかし、用地買収費、物件補償等が大体8件とおっしゃいましたかな。8件あって3000万とすれば2億4000万、足せば4億を超えるのです。2億2000万しか減らないのにあそこのところは計上されないものは4億もあるのですよ。まだほかに出るでしょう。あのあそこへ来る踏切から南へ何メートルですかな。310メートルですか。それの暫定道路が御用意されて、道路を暫定的に通すようにするのだというお話を聞きますがね、その費用は計算されていないのですよ。  だから、こんなことでぐずぐず3000万損したなんていうね、餓鬼が言うような話はおしまいにするのです。ですから、ぜひ皆さん、このこういうものを取ってかかるのだから、このことについては志清会だ、公明だ、未来だ、共産党だなんて言わないでね、早く仕上げるようにするためにはお互いに協力すること、それっきりないと思いますよ。どうでしょう。そういうことだけ申し上げて、私は、もしこれができないなら中止をも含めて考え直すべきだと思っているのです。でも、皆さんやりたいという方がおありなのだから、一緒に心を一つにして努力してこれをやるようにしましょうよ。という意味でね、本議案はね、本当は2億2000万ぐらいの見直しでは納得できないけれどもね、曲げて賛成します。以上。 250: ◯委員長中嶋博幸議員) 奥秋委員、ほかの委員さんにも申し上げたのですが、意見だけの場合は少し短めにお願いします。質疑をする場なので、意見の場合は短めによろしくお願いします。ほかの委員さんにも言いましたけれども。 251: ◯委員(奥秋利郎議員) では、意見はそういうわけで、心を一つにして、私、今言ったのだよな。最後はまとめたつもりでいるのですが、もし差し支えなければまとめてください。いいですか。 252: ◯委員長中嶋博幸議員) ほかに質疑ございませんか。               (「なし」と発言する者あり) 253: ◯委員長中嶋博幸議員) ほかに質疑がないようですので、以上で令和元年度あきる野市秋多都市計画事業武蔵引田駅北口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑を全て終了いたします。  これで全ての付託案件について質疑を終了しました。  ここで説明員の入替えのため、暫時休憩いたします。委員は議場内にお残りください。                               午後 4時17分  休憩           ────────── ◇ ──────────                               午後 4時20分  再開 254: ◯委員長中嶋博幸議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより採決に入ります。  採決については、各会計ごと、個別に行います。  初めに、議案第93号令和元年度あきる野市一般会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。  本件は原案のとおり認定することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 255: ◯委員長中嶋博幸議員) 起立少数であります。よって、本案は不認定されました。           ────────── ◇ ────────── 256: ◯委員長中嶋博幸議員) 次に、議案第94号令和元年度あきる野市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり認定することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 257: ◯委員長中嶋博幸議員) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり認定されました。           ────────── ◇ ────────── 258: ◯委員長中嶋博幸議員) 次に、議案第95号令和元年度あきる野市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり認定することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 259: ◯委員長中嶋博幸議員) 賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり認定されました。           ────────── ◇ ────────── 260: ◯委員長中嶋博幸議員) 次に、議案第96号令和元年度あきる野市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり認定することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立)
    261: ◯委員長中嶋博幸議員) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり認定されました。           ────────── ◇ ────────── 262: ◯委員長中嶋博幸議員) 次に、議案第97号令和元年度あきる野市戸倉財産区特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり認定することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 263: ◯委員長中嶋博幸議員) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり認定されました。           ────────── ◇ ────────── 264: ◯委員長中嶋博幸議員) 次に、議案第98号令和元年度あきる野市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり認定することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 265: ◯委員長中嶋博幸議員) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり認定されました。           ────────── ◇ ────────── 266: ◯委員長中嶋博幸議員) 次に、議案第99号令和元年度あきる野市テレビ共同受信事業特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり認定することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 267: ◯委員長中嶋博幸議員) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり認定されました。           ────────── ◇ ────────── 268: ◯委員長中嶋博幸議員) 次に、議案第100号令和元年度あきる野市秋多都市計画事業武蔵引田駅北口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり認定することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 269: ◯委員長中嶋博幸議員) 起立少数であります。よって、本案は不認定されました。  以上をもちまして、付託案件審査は全て終了いたしました。           ────────── ◇ ────────── 270: ◯委員長中嶋博幸議員) 次に、日程5、その他ですが、何かございますか。               (「なし」と発言する者あり) 271: ◯委員長中嶋博幸議員) ないようですので、長時間にわたり委員会運営に御協力をいただき、誠にありがとうございました。また、コロナウイルス感染症対策に御理解と御協力をいただき、誠にありがとうございました。  これにて決算特別委員会を閉会いたします。大変お疲れさまでした。                               午後 4時25分  閉会           ────────── ◇ ──────────  あきる野市議会委員会条例第29条の規定により、ここに署名する。     委員長   中 嶋 博 幸...